週末トラベラーの忘備録

海外旅行のTipsや海外SIMカード、マイルのことなどお役に立つ情報をお届けします。2017年SFC、2018年JGC取得済。

ギリシャ観光のハイライト!アテネのアクロポリスの魅力!

前回の記事でご紹介したダフニ修道院から戻った後、そのままアテネ市内を観光をしました。

アテネと言えば古代ギリシャの中心地ですので数多くの遺跡に溢れています。

しかし、意外にも世界遺産に登録されている遺跡はアクロポリスしかありません。

今回はアテネ唯一の世界遺産であり、ギリシャ観光のハイライトとも言えるアクロポリスについてご紹介します。

パルテノン神殿

アテネのアクロポリスについて

アクロポリスは「高いところ、城市」の意味で、通常は城壁で固められた丘に神殿や砦が築かれていました。

古代ギリシャの都市(ポリス)には必ずアクロポリスがありますが、一番有名なものがアテネのアクロポリスです。

アクロポリス写真のように周りよりもひときわ高い丘の上にアクロポリスは位置しています。

アクロポリスの麓にあるアゴラと呼ばれる広場が、人々の生活の中心で合ったのに対し、アクロポリスは宗教・軍事上の中心地でした。

営業時間と入場料

アクロポリスの営業時間は時期によって変わりますので、必ずオフィシャルサイトで確認してください。

Ministry of Culture and Sports | Acropolis of Athens

繁忙期である夏期の営業時間は、8:00〜20:00までです。

休業日は決まっており、1月1日、3月25日、5月1日、イースター、12月25、26日が休業です。

アクロポリスチケット売場

チケットは入場口の近くにあるチケット売場で購入可能です。私が訪問した時はたまたま空いていましたが、いつもはかなり並ぶ必要があるようです。

入場料は20ユーロですが、11月1日〜3月31日の間は10ユーロと半額になります。

もしアクロポリス以外のアテネの遺跡を見学される場合は、30ユーロの共通チケットを購入されることをおすすめします。

アクロポリスに並ぶ人気スポットである古代アゴラの入場料が10ユーロですので、この2つを訪問すればもとが取れます。

共通チケットで入場できるスポットは下記の7つの遺跡です。

  • アクロポリス
  • 古代アゴラ
  • ハドリアヌスの図書館
  • ケラメイコス
  • アリストテレスの学校
  • オリンピエイオン/ゼウス神殿
  • ローマン・アゴラ

有効期限は5日間で、各遺跡には1回だけ入場可能です。

チケットの購入は各遺跡のチケット売場かオンラインでも可能です。チケット売場を利用する場合も、人気スポットであるアクロポリスと古代アゴラを避ければ、さほど並ばずに購入できます。

etickets.tap.gr

ドーリア式とイオニア式

見どころをご紹介する前に、ギリシャの遺跡を見る際に欠かせない知識である古代ギリシアの建築様式 ドーリア式とイオニア式について簡単に触れておきます。

Classical orders from the Encyclopedie

図の一番上がドーリア式ですが、太く力強い柱とシンプルな柱頭が特徴です。

中段のイオニア式はドーリア式よりも柱は細く、柱頭の渦巻き模様が特徴です。

参考までに一番下はコリント式です。この3つが古代ギリシャを代表する3つの建築様式です。

ヨーロッパの建物は古代ギリシャの影響を受けているものが多いので、柱頭に注目していただければ、どの様式を採用しているか分かりやすく、建造物を見る楽しみが増えると思います。

アクロポリスの見どころ

アクロポリスの見どころは何と言っても古代ギリシャ美術を代表する4つの傑作です。

プロピュライア

チケット売場のそばの入場口から入ります。

アクロポリス入口

入場口の近くには売店がありますので、特に暑い季節は水分の補充をしてください。

 

しばらく坂道を登ると明らかに古代ギリシャのものとわかる柱が見えてきます。

プロピュライア

これはアクロポリスの入口にあたるプロピュライア(「門となる建物」の意味)です。

プロピュライア

プロピュライアの左側に四角い台座がありますが、こちらには古代ローマの将軍アグリッパの像が立っていたそうです。

アテナ・ニケ神殿

プロピュライアに向かって階段を昇っている際に右手に見えるのがアテナ・ニケ神殿です。

アテナ・ニケ神殿

アテナ・ニケ神殿は紀元前424年に建設されたイオニア式の小ぶりな神殿ですので、うっかりていると見逃してしまいがちです。

勝利が永遠にアテネから逃げてしまわないように翼のない勝利の女神ニケが祀られていたそうです。

パルテノン神殿

プロピュライアを抜けてアクロポリスの内部に入ると右手にパルテノン神殿があります。

パルテノン神殿

古代ギリシャで最も有名な建造物ですので、歴史の教科書等で写真をご覧になられたことがあると思いますが、実物は想像以上に大きく圧倒的な存在感を醸し出しています。

パルテノン神殿

柱を見ていただければわかると思いますが、パルテノン神殿はドーリア式建築物の代表です。

現在は前方が修復中ですが、30年以上にわたりどこかが修復されているということです。足場がないパルテノン神殿が見れる日はいつか訪れるのでしょうか?

エレクテイオン神殿

パルテノン神殿とは対面にある神殿がエレクテイオン神殿です。

エレクテイオン神殿

パルテノン神殿がドーリア式であったのに対して、エレクテイオン神殿はイオニア式を代表する神殿です。

力強いパルテノン神殿と比べると、繊細な印象です。

エレクテイオン神殿女神像

エレクテイオン神殿には6体の美しい女神像があり、個人的にはパルテノン神殿を凌ぎ、ギリシャ旅行で一番印象に残った建造物です。

ディオニュソス劇場

アクロポリスの南側には古代ギリシャ最古の劇場であるディオニュソス劇場があります。

ディオニュソス劇場

アクロポリスのチケットで見学することができますので、帰路は南側からディオニュソス劇場を通るルートを通ってください。

ディオニュソス劇場側のアクロポリスの入退場口の近くには新アクロポリス博物館がありますので、時間がありましたら、こちらもぜひ見学してください。

新アクロポリス博物館アクロポリスからの発掘物が多く展示されています。

注意点

アクロポリスは道中坂道が多いことと、アクロポリス内は石が多く、足元がかなり悪いので、スニーカーなど歩きやすい靴を選んでください。

また、日陰がほとんどなく、夏場は日差しが非常に強いので、サングラス、日焼け止めと水分は必須です。

見学に必要な所要時間に関しては、ディオニュソス劇場を含めて1時間半から2時間程度です。

まとめ

アテネには有名無名問わず数多くの古代ギリシャの遺跡が溢れていますが、アクロポリスは別格でした。

パルテノン神殿を間近で見たときにはその荘厳な佇まいに感動を覚えましたが、それ以上に印象的なエレクテイオン神殿もあり、西洋文明の起源であるギリシャ文明の奥深さを体験することができました。