週末トラベラーの忘備録

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東西文化の架け橋イスタンブールを象徴!アヤソフィアの見どころ

前回スルタンアフメット地区のみどころを掲載しましたが、今回より何回かに分けて観光スポットの詳細をご紹介しますが、初回はアヤソフィアを取りあげます。

なぜならアヤソフィアは東西文明の交差点であるイスタンブールを象徴する建造物であり、イスタンブールの観光では欠かせない建造物だと思うからです。

アヤソフィア

アヤソフィアについて

アヤソフィアはもとはキリスト教の大聖堂です。

350年頃にコンスタンティノス2世により建築が始まりました。その後2度の暴動により建物はその都度消失。3代目である現在の建物は532年〜537年にかけてビザンティン帝国の皇帝ユスティニアヌスの命よって建設されたものです。

高さ55m、最大直径31mにも及ぶ巨大ドームを有したバシリカ式聖堂で、ビザンティン建築の傑作とも評されます。

1453年のコンスタンティノープルの陥落により、モスクに改築され、聖堂内を飾った美しいイコン(宗教的絵画)が漆喰で塗り込められました。

1934年トルコ共和国 初代大統領ケマル・アタテュルクにより、アヤソフィアは世俗化され、翌年博物館として公開されました。

現在の正式名称も「アヤソフィア博物館」です。

アヤソフィアへのアクセス

アヤソフィアはトラムの「Sultanahmet(スルタン・アフメット)」駅から徒歩4,5分ほどの距離です。

  • 住所=Sultan Ahmet, Ayasofya Meydanı, 34122 Fatih/İstanbul
  • 電話番号=+90 212 522 17 50

営業時間と入場料

営業時間・定休日

4月15日〜10月30日=9:00~19:00
11月1日〜4月14日=9:00~17:00

定休日=月曜日、ラマダーン

*祭日など営業時間が変わることがありますので、オフィシャルサイトでご確認ください。

ayasofyamuzesi.gov.tr

入場料

72トルコリラ (約1,400円)

共通チケットであるミュージアムパスが利用できます。

人気スポットのチケット売場は長蛇の列ですので、スルタンアフメット地区の美術館や博物館を何箇所か回られる場合は、ミュージアムパスの利用をおすすめします。

ただし、アヤソフィアでの購入はおすすめしません。もっと空いているスポットで購入するのが良いと思います。

ミュージアムパスについては下記の記事をご参照ください。

www.weekend-traveller.com

所要時間

見学にかかる所要時間は1時間〜1時間半ほどです。ミュージアムパスを持っていない場合は、チケットの購入に混んでいると30分程度かかりますので、少しゆとりを持ってスケジュールを立てるとよいと思います。

見どころ

アヤソフィアの外観

ビザンティン建築の最高峰と評されるアヤソフィアですが、簡単にビザンティン建築についてまとめます。

ビザンティン建築は、バシリカ式の集中式平面にドームを載せる形式と内部の大理石やモザイクによる装飾が特色です。

アヤソフィアミナレット

4本のミナレット(尖塔)はオスマン帝国による征服後、モスクに転用されてから建設されました。建設時期が違うため、すべてデザインが異なっています。

大聖堂からモスクへ、東西文明の架け橋であり長い歴史を持つイスタンブールならではの建築物です。

アヤソフィアの内部とモザイク画

アヤソフィア

私が行ったときにはイスラム教の祭日である犠牲祭当日でしたので、午後からの営業でした。入口は更に左手の方にあります。

アヤソフィア地図

入口をすぎるとアヤソフィアの全体図がありますのでご確認ください。

アヤソフィア拝廊

内部に入ると拝廊があります。

アヤソフィア内部

拝廊からいよいよ大聖堂の内部に入ります。内部は荘厳な雰囲気で圧倒されます。

アヤソフィア内部

中央のドームは一番高いところに位置し、中心の幾何学模様は太陽を表しています。

現在、内部はところどころ修復中です。

アヤソフィアイコン

世俗化された時に漆喰が除去され、多くのイコンのモザイク画が姿を表しました。奥に進むと、聖母マリアとキリストが描かれたイコンが見えます。

イスラム教とキリスト教の融合。不思議な感動を覚えます。

アヤソフィアミフラーブ

写真中央の扉の様に見えるオブジェは聖地メッカの方角を示すミフラーブ(聖龕)です。オスマン帝国による征服後に追加されました。

アヤソフィア猫

猫の多いイスタンブールですが、アヤソフィアの内部でも猫がお昼寝中でした。

 

アヤソフィアは2階がギャラリーになっています。下記の3つのモザイク画は必見です。

デイシス

「デイシス(嘆願)」。左から聖母マリア、キリスト、洗礼者ヨハネが描かれています。

聖母子皇帝家族

「聖母子と皇帝家族」。左から金貨の入った袋を持つは皇帝ヨアンネス二世、キリストを抱く聖母マリア、目録を手にする皇后イレーネ。

キリストと女帝ゾエ夫妻

「キリストと女帝ゾエ夫妻」。向かって左がゾエの3人目の夫であるコンスタンティヌス9世です。ゾエは3度結婚し、その都度夫の顔が書き換えられたそうです。

アヤソフィア2階

2階からの景観です。また、2階からは天井のモザイク画を近くで見ることができます。

まとめ

私は学生時代に古代ローマ史の勉強をしていましたので、ゆかりの深いアヤソフィアは今回の旅行で最も楽しみにしていたスポットの一つです。

期待通り、いや期待以上に素晴らしかったです。

モスクの中にキリストと聖母マリアが掛かれたイコンを見たときは本当に感動しました。 

宗教や時代を超えて存在するこの遺産は今後もずっと守って欲しいと思います。