こんばんは。
7月の連休にハノイに行ってきました。私は海外通貨への両替はキャッシングですが、ベトナムのATMは色々と規制があり、他国でのキャッシングと違い気をつける点があります。
今回の記事では、ベトナムでのキャッシング事情をお伝えします。
ベトナムでのキャッシングの制限
まず気をつけないといけない点は、ベトナムでのキャッシングは1回で2,000,000VNDしか引き出せない点です。2,000,000VNDは日本円で約9,300円強ですので、滞在期間にもよりますが、少し心もとない金額ですね。
さらに、1日に引き出せる回数が5回までです。これはもしかすると銀行を変えると大丈夫なのかもしれませんが…
つまり、1日で引き出せる金額は47,000円弱までです。
物価の安いベトナムでは47,000円あれば問題はないと思いますが、一応心に留めておいてください。
キャッシングの手数料
次に、キャッシングの手数料が銀行によって大きく違います。
一番安いと言われているAGRIBANKは1回の手数料が22,000VND(約103円)です。一方、今回私がAGRIBANK以外で使ったTECHCOMBANKは66,000VND(約310円)でした。何と、3倍もの開きがあります。
すでにご説明したように、多くの金額を引き出すためには、ATMを複数回使わなくてはいけませんので、この手数料の差は大きくなります。
AGRIBANKのATMのはノイバイ国際空港にもあり、非制限エリアに出て左手突き当りの一番右側にあります。
皆さんよくご存知で、AGRIBANKのみが行列ができていました。
紙幣の在庫がないこともある
私がなぜAGRIBANKだけでなく、TECHCOMBANKを使ったかというと、AGRIBANKで2回目に引き出そうとした時にATM内の紙幣がなくなり、引き出せなかったからです。
ベトナムドンで一番大きな紙幣は500,000VND(2,300円強)ですので、必然的に多くの紙幣が必要となります。
タイミングによってはATMに紙幣がない!ということもあるようです。
やっぱりセディナカードは使える
このブログで何回かご紹介しているセディナカードをお持ちでしたら、手数料の違いを気にする必要はありません。
今回かかった手数料はすべてセディナもちで請求されませんでした。
やはり海外キャシング派の方にはセディナカードはマストハブアイテムですね。
セディナカードに関しては過去に検証記事をアップしていますので、あわせてご覧ください。
まとめ
ベトナムのキャッシング事情は他国とは違い気をつけるべき点がいくつかあります。
- 引き出せる金額に制限がある(1回2,000,000VND、1日5回まで)
- ATMに紙幣がないことがある
- ATMの手数料が銀行によって大きく違う
もし大きなお金を動かす必要があれば、上記の点をご考慮ください。