6月に出張で香港に行ってきましたが、往路と復路の便で機材の差が非常に大きかったので、改めてANAの東京発着の香港便を検証してみましたが、想像以上に便による差が大きく驚きました。
以下、検証の結果をまとめます。
東京←→香港 ANA運航便
ANAの東京←→香港間は1日4往復運行されています。
しかし、よくチェックすると運行会社が違っており、4往復中3往復はANAの子会社のエアージャパンが運行しています。
ANAによる運行は1日1往復のみです。
東京→香港
- NH821 10:55羽田発 4:30香港着 Boeing767-300ER
- NH859 8:50羽田発 12:25香港着 Boeing777-300ER
- NH809 10:00成田発 13:40香港着 Boeing767-300ER
- NH811 18:25成田発 22:15香港着 Boeing767-300ER
香港→東京
- NH822 0:50香港発 5:55羽田着 Boeing767-300ER
- NH812 9:40香港発 15:20成田着 Boeing767-300ER
- NH860 14:45香港発 20:00羽田着 Boeing777-300ER
- NH810 14:55香港発 20:15成田着 Boeing767-300ER
*いずれも2019年8月のスケジュールです。
ANA運航便とエアージャパン運航便の違い
上記の赤でマークした便がANA運行の便になります。
運行会社が違うだけではなく使用機材も違っています。価格もエコノミークラスで5,000円以上、ANA運航便の方が高くなっています。
機内食や機内サービスは機内Wi-Fiサービスを除き同じものが提供されます。
使用機材はANA運航便がBoeing777-300ER(時期によってはBoeing787-9)、エアージャパン運航便がBoeing767-300ERです。
私は往路がエアージャパン運航便だったのですが、さすがにBoeing767-300ERは機材が古く、快適とは言い難い道中でした。
復路はANA運行便だったのですが、思いがけずビジネスクラスにインボラアップグレードされたため、同じクラスでの比較ができないのですが、過去のBoeing777-300ERの搭乗経験からBoeing767-300ERよりは機内で快適に過ごすことができると思います。
また、香港便にはプレミアムエコノミークラスの価格設定が無いのですが、Boeing777-300ERにはプレミアムエコノミークラスの座席があります。
運が良ければ、チェックイン時に追加料金無しでプレミアムエコノミークラスの座席にアップグレードすることも可能です(サービスはエコノミークラス)。
今回、私も24時間前にオンラインチェックインをしたのですが、その際にプレミアムエコノミークラスの座席に指定を変更しておきました。
まとめ
今まで香港へはキャセイを使うことが多かったので、あまり意識をしていなかったのですが、ANAの香港路線は便により大きな差があることに気づきました。
価格差もありますので、ANA運行便とエアジャパン運行便のどちらが良いとは一概に言えません。値段を優先するか機内での快適さを優先するかで選択肢は変わってきます。
ただ、ビジネスクラスを利用する場合は、1万円くらい高くなりますが、座席が数世代分違いますので、 ANA運航便を利用するほうがお得だと思います。