ゴールデンウィーク後半にタイに行ってきました。
利用した航空会社とクラスはタイライオンエアのプレミアムエコノミークラスです。
タイライオンエアのプレミアムエコノミークラスのシートはプレミアムエコノミークラスとしてはフルサービスキャリアを上回っており、非常に快適に過ごすことができました。
今回の記事ではタイライオンエアエコノミークラスの成田−バンコク ドンムアン間の搭乗記をお届けします。
タイライオンエアについて
タイライオンエアの詳細については予約時にまとめていますのでご参照ください。
上記の記事にまとめたように、予約時にいろいろとトラブルが発生し、なおかつ搭乗直前のオンラインチェクインもできず、搭乗まではタイライオンエアに関して若干の不安がありました。
しかし、実際に搭乗してみると、機内の設備とサービスレベルが非常に高くとても満足できる旅となりました。
プレミアムエコノミークラスの特典
タイライオンエアはエコノミークラスとプレミアムエコノミークラスの2つのクラスがありますが、プレミアムエコノミークラス向けのサービスがありますので、以下にまとめます。
- 座席指定が無料
- 優先チェックインカウンター
- 受託手荷物が30kg×2個まで無料
- 優先搭乗
- ウェルカムドリンク・軽食
- 機内食が1つ無料
- ゆっくりとくつろげる座席
- 大きな機内エンターテイメントスクリーンとイヤホン
- 優先降機
- 優先手荷物受取
チェックインから搭乗まで
タイライオンエアはLCCではありますが、成田空港の第1ターミナルを利用しています。
チェックインカウンターは北ウィングにあります。
当日はゴールデンウィーク中ということもあり、非常に混雑していましたが、プレミアムエコノミークラスは優先チェックインカウンターを利用できるため、ほとんど待たずにチェックインすることができました。
搭乗に関しても優先搭乗がありますので、先に機内に入ることが可能です。
ドンムアン空港でも同様に優先チェックインカウンターがありますので、エコノミークラスは長蛇の列でしたが、ほとんど待ち時間無しでチェックインしました。
プレミアムエコノミークラスは座席数も限られている上に、フルサービスキャリアと違い上級会員制度もありませんので、チェックイン、優先搭乗そして優先手荷物受取ともフルサービスキャリアのサービス以上に早くて快適です。
機内の様子
タイライオンエアのプレミアムエコノミークラスの一番のメリットは座席です。
フルフラットではないですが、一世代前のフルサービスキャリアのビジネスクラスの座席です。
座席の並びは2-2-2です。
LCCですがモニターが完備されています。モニターに関しては、エコノミークラスにも付属しており、他のLCCとは一線を画しています。
ただし、エコノミークラスではイヤホンは付属せず、プレミアムエコノミークラスのイヤホンもフルサービスキャリアのエコノミークラスのものと同等です。
プログラムは映画の種類が118とフルサービスキャリアと比較すると少なめです。
アメニティ関連ではブランケットは付属しますが、スリッパや他のアメニティは付属していません。この辺りはLCCだと感じさせる部分です。
食事とサービス
搭乗すると、ウェルカムドリンクの水と軽食が提供されます。
機内食は1食無料です。
味は美味しいですが、やや量が少ないですね。ペットボトルの水もいただけます。
食後はコーヒーのサービスがありますが、おかわり自由です。私は3杯もいただいてしまいました。
また、ペットボトルの水もおかわり可能です。
サービス面でも客室乗務員のサービスレベルは非常に高く、フルサービスキャリアのサービスと比較しても同等です。
ただし、日本人のスタッフはおらず、日本語を話せるスタッフも1名しかいませんので、英語ができないと不測時の対応は不安かもしれません。
価格とタイムテーブル
価格
私が予約した価格はすべて込みで77,890円でした。ゴールデンウィーク中ということもあり、フルサービスキャリアのエコノミークラスよりも安い価格です。
タイムテーブル
- 成田11:00AM発 →ドンムアン4:15PM着
- ドンムアン1:00AM発→成田9:10AM着
LCCは発着の時間帯があまり良くないことが多いのですが、タイライオンエアの成田−ドンムアン間は非常に利用しやすい時間です。
弾丸で1泊3日での旅程を組むことも可能です。
まとめ
リーズナブルな価格で、一世代前のフルサービスキャリアのビジネスクラス並みの座席を利用できるタイライオンエアのプレミアムエコノミークラスは間違いなくおすすめです。
食事やアメニティなどLCCらしさはありますが、サービスを含めその他の点はフルサービスキャリアと同等です。
運行の時間帯も良いので、今後のタイ旅行の際には優先的に検討しようと思います。