平泉旅行2日目は朝一番で高舘義経堂(たかだちぎけいどう)に行ってきました。
高舘義経堂は源義経最期の地と言われています。コンパクトですが、なかなか見どころのあるスポットでした。
高舘義経堂について
高館は北上川に面した丘陵で、奥州藤原氏初代清衡の時代から、要害地とされていました。
兄・源頼朝に追われ、藤原氏3代秀衡を頼り少年期を過ごした平泉に落ち延びた源義経は、この高館に居館を与えられました。
1189年に秀衡の子・泰衡の急襲にあい、源義経はこの地で妻子とともに自害したと伝えられています。
丘の頂上には、1683年に仙台藩主第4代伊達綱村が義経を偲んで建てた義経堂があります。
現在の義経堂および高館は、同町毛越寺の飛び地境内となっています。
ロケーションとアクセス方法
高舘義経堂の近くにるんるんバスのバス停があります。
るんるんバスのバス停からは結構急な坂道・階段を5分ほど登る必要があります。
住所:〒029-4102 岩手県西磐井郡平泉町平泉柳御所14
拝観料と拝観時間
- 拝観料:大人=200円、小・中学生=50円
- 拝観時間=8:30〜16:30(11月5日から3月4日は〜16:00)
*年中無休
見どころ
チケットを購入し、階段を登り切ると義経堂と芭蕉句碑への案内があります。
芭蕉句碑です。奥の細道300年 芭蕉祭を記念して建立されたものです。
「夏草や 兵どもが 夢のあと」の文字は芭蕉直筆拓本です。
高舘からの眺望は平泉随一と言われています。眼下の川は最上川です。
義経堂の方に向かいます。資料館がありますが、追加料金なしで見学可能です。
資料館は源義経に関連する資料が展示されています。
資料館をでて、隣の階段を登ると義経堂です。
事前の情報ですと、義経堂には木造の源義経像が本尊として祀られていると聞いていましたが、私達が行った時には堂内には祀られていませんでした。
源義経主従供養塔です。
1986年に藤原秀衡、源義経、武蔵坊弁慶八百年のご遠忌を期して、供養のために造立されました。
所要時間
見学の所要時間は15分程度です。
るんるんバスの運転間隔が30分ですので、次のるんるんバスまでの間で観光可能です。
まとめ
非常にコンパクトな高舘義経堂ですが、資料館をはじめ想像以上に見応えがありました。
源義経が人気があるため、他の観光地に比べ、観光客も多めでした。
義経ファンはもちろんのこと、そうではない方も平泉にお越しの際は、ぜひ高舘義経堂を訪れてください。