週末トラベラーの忘備録

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平安時代の浄土庭園の素晴らしさを今に伝える!毛越寺と観自在王院跡 | 2019年2月平泉旅行3

達谷窟の次に向かったのは毛越寺(もうつうじ)です。

毛越寺は達谷窟から平泉駅に向かう途中にあります。毛越寺と道路を挟んで観自在王院跡も隣り合っていますので、世界遺産の構成資産2つを一度で観光可能です。

毛越寺

毛越寺について

毛越寺は慈覚大師円仁が開山し、奥州藤原氏二代基衡から三代秀衡の時代に多くの伽藍が造営されました。

当時の伽藍は中尊寺をしのぐほどの規模と華麗さで「吾が朝無双」と称されました。

奥州藤原氏滅亡後、当時の堂宇は全て消失しましたが、堂宇や庭園の遺構がほぼ完全な状態で保存されており、国の特別史跡・特別名勝の二重の指定を受けています。

境内に広がる大泉が池をは修復整備され平安時代の浄土庭園の素晴らしさを今に伝えています。

拝観料と営業時間

  • 拝観料=大人500円、高校生300円、小中学生100円 
  • 営業時間=8:30〜17:00(11月5日から4月4日まで〜16:30)

毛越寺の見どころ

芭蕉夏草の句碑

旧暦1689年5月13日、高館(たかだち)を訪れた松尾芭蕉は、源義経公主従をしのび「夏草や 兵どもが 夢の跡」という句を詠みました。

芭蕉夏草の句碑は入口を入り、本堂に向かう右手のあまり目立たないところに置かれています。

芭蕉夏草句碑

この碑は芭蕉の真筆といわれています。

本堂

本堂は平成元年に建立されました。

本尊は薬師如来。特に健康祈願・當病平癒にご利益があるそうです。

毛越寺本堂

大泉が池と浄土庭園

流石にこの季節は池は凍り雪が積もっています。

大泉が池

水際から山頂近くまで大小各種石を立て、水辺にせまる岩山の姿が作り出された「枯山水の様」の実例といわれる築山(つきやま)も雪でよく分かりません。

築山

出島石組と池中立石も雪に埋もれています。

出島石組

せっかくですので、Wikipediaから雪のない浄土庭園を掲載しておきます。

Mōtsū-ji Nerotaso [CC BY-SA 3.0], via Wikimedia Commons

開山堂

毛越寺の開祖 慈覚大師円仁をお祀りする堂です。

開山堂

遣水(やりみず)

池に水を引き入れる遣水は当時のままで、毎年5月に「曲水の宴」が催されます。

遣水の遺構は奈良の宮跡庭園を除いては例がなく、平安時代の遺構としては唯一のものです。

遣水

常行堂

常行三味の修法を行う堂宇。

現在の常行堂は1732年に再建された建物です。

常行堂

 

観自在王院跡について

観自在王院は二代基衡の妻が建立した寺院で、2楝の阿弥陀堂が池に臨んで建てられていました。

建物は全て失われましたが、浄土庭園の「舞鶴が池」を中心に修復整備されています。

観自在王院跡も世界遺産に指定されています。

観自在王院跡観自在王院跡も雪のない風景をWikipediaから掲載します。

Kanzizaiouin garden HIRAIZUMI ReijiYamashina [CC BY-SA 3.0], via Wikimedia Commons

所要時間

毛越寺と観自在王院跡をじっくり回ると所要時間は1時間半くらいでしょうか。

雪のない季節だともう少しかかるかもしれませんので、2時間くらいみておけば良いと思います。

まとめ

中尊寺金色堂と並び楽しみにしていた毛越寺の浄土庭園ですが、雪のためその趣を感じ取ることはできませんでした。

雪景色も非常に綺麗ですが、次回は雪のない季節に再訪したいと思います。