今回のシンガポール旅行ではカトン(Katong)を訪問しました。
カトンはフォトジェニックなカラフルな建築物や可愛い雑貨が揃っていることから特に女性を中心に人気急上昇中のスポットです。
近代的なシンガポールとは異なり、プラナカン文化の薫る古きシンガポールを満喫することができます。
プラナカン
プラナカンとは「ここで生まれた」という意味で、15世紀に欧米列強による統治下にあったマレー半島に移住してきて先住民と結婚し根付いた主に中華系移民の末裔のことをいいます。
カトンについて
もともとカトンはヤシのプランテーションがたくさんあり、都会暮らしの裕福な人たちが週末休暇を過ごす場所だったそうです。
20世紀初頭より、開発されて郊外住宅地になり、プラナカンなど英語教育を受けた中産階級が、カトンに住むようになりました。
カトンへのアクセス
カトンはマリーナベイの東側に位置します。
MRTのカトンの最寄り駅はPaya Lebar駅かEunos駅です。両駅からは徒歩10〜15分程度と少し離れています。
暑いシンガポールで10分以上歩くのは大変ですので、タクシーかGrabを利用するのが現実的かもしれません。
カトンの見どころ
プラカナン建築
1900年代に建築されたパステルカラーのカラフルな外観の建物(プラカナンハウス)がクン・セン・ロード(Koon Seng Road)沿いに並んでいます。
プラカナン建築は明るいパステルカラー加え、ネオ・ゴシック様式やバロック様式などの西洋建築スタイルが取り入れられています。
デザイン面では、中国やインド的な特徴も多く見られ文字通り東西文化が融合された建築様式です。
カラフルな外観がとてもお洒落で可愛らしいですね。
プラカナンハウスは今でも人が住んでいます。
カトンラクサ
カトンにはラクサの名店が揃っています。
中でも有名なのは328カトンラクサではないでしょうか。
今回は前を通っただけですが、次回はぜひ試して見たいと思います。
雑貨の街カトン
カトンにはプラナカンをモチーフにした可愛らしい雑貨店が目白押しです。
写真は無いのですが、おすすめの雑貨店をご紹介します。
ルマー・ビビ(Rumah Bebe)
プラカナンモチーフの食器やビーズのポーチ、靴などが売られています。
キャット・ソクラテス
その名の通り猫好きのオーナーが始めたお店です。
プラカナンスタイルの雑貨に加え、世界各国から揃えた可愛らしい雑貨が揃っています。
まとめ
カトンはややアクセスは悪いものの、プラナカン文化を体験するためには外せない場所だと思います。シンガポールの別の一面を楽しむことができます。
お洒落で可愛らしいプラカナン建築や雑貨類は特に女性におすすめです!