2019年1月の3連休を利用してシンガポールに行ってきました。
年明けにシンガポールから戻ってきて1週間しかたっておらず、どれだけシンガポールが好きなんだ…と自分でも呆れてしまいます。
今回の旅行では、初めてシンガポール航空のプレミアムエコノミークラスを利用しましたので、その搭乗記をお届けします。
シンガポール航空について
シンガポール航空に関しては、改めて説明の必要はないと思いますが、イギリスのスカイトラックス社の「エアライン・オブ・ザ・イヤー」で、4回の1位を獲得するなど、世界屈指の高評価を得ているエアラインです。
私も何度か利用したことがありますが、今までは全てエコノミークラスの利用でした。
世界的に高い評価を得ている航空会社だけのことはあり、シンガポール航空のエコノミークラスの機内食や機内の設備はエコノミークラスではトップクラスの印象をもっており、否が応でもプレミアムエコノミークラスへの期待が高まります。
価格とマイルについて
今まではプライベートでシンガポールに行く際にはANAのプレミアムエコノミークラスを積極的に利用していましたが、価格が少し高くなったことと、安い運賃の場合、マイルの加算率が70%になったので、以前ほどお得感がなくなってしまいました。
何気なくシンガポール航空のプレミアムエコノミークラスクラスを見ると、ANAのプレミアムエコノミークラスよりも安く、マイルの加算率も悪く無いので、思わずその場で予約してしまいました。
シンガポール航空はクリスフライヤーというマイレージプログラムがありますが、スターアライアンス加盟会社ですので、ANAマイルへの加算も可能です。
ANAマイルへ加算する場合の加算率は100%ですので往復で6,624マイルたまります。
プレミアムポイントは往復で7,424です。
プレミアムエコノミークラスの特典
シンガポール航空のプレミアムエコノミークラスの主な特典は下記のとおりです。
- 優先チェックイン
- 優先搭乗
- 優先手荷物受取
- ブック・ザ・クックの利用
- シャンパンの提供
- ゆったりした座席
優先搭乗はプレミアムエコノミークラス専用レーン、優先塔乗はファースト、ビジネスに次いでプレミアムエコノミークラスの順番です。
参考までにスターアライアンスゴールド会員もプレミアムエコノミークラスと同じ順番です。
国内のエアラインとの違いは、プレミアムエコノミークラスではラウンジが利用できないことです。
機内の様子とアメニティ
往路のSQ639、復路のSQ634ともに使用機材はBoeing777-300ERで座席の並びは2−4−2です。
シートピッチは約96.5cmと十分ですが、シート幅が49.5cmとスペック上はANAやJALより同じかやや広いのですが、実際には狭く感じました。
ドリンクホルダーや小物入れ、充電機能は非常に充実しています。
アメニティは毛布のほか、往路のみ靴下と歯ブラシが付いていました。
ポーチに入っていたのですが、質感が悪くこれなら、ビニール袋のほうがよいのに、と思ってしまうレベルです。
国内の航空会社と違い、スリッパが無いので7時間前後のフライトの場合はちょっとつらいですね。
エンターテイメントですが、モニターのサイズは13.3インチと大きく、映画のラインナップはトップクラスの充実ぶりでした。
機内食
往路
SQ639 は深夜2時発ということもあり、塔乗後パンか寿司と飲み物がサーブされます。
私はパンとシャンパンをチョイスしました。
到着の2時間前には朝食がサーブされます。
写真ですと全く美味しそうに見えませんが、メインのそぼろご飯のチキンのせはかなり美味しかったです。
復路
復路は楽しみにしていたブック・ザ・クックを利用しました。
こちらに関しては、次回別記事で詳しくご紹介します。
日本のエアラインと比較して
初めてのシンガポール航空のプレミアムエコノミークラスの利用でしたが、機内食は間違いなく日本のエアラインよりも美味しいです。
エンターテイメントもシンガポール航空に軍配が上がります。
ただし、シートの快適さやアメニティは日本のエアラインのほうが良いです。
サービスは好みの問題があると思いますので、引き分け、という感じでしょうか。
まとめ
またシンガポール航空のプレミアムエコノミークラスを利用するかと聞かれたら、値段や加算マイルを考えるとまた利用すると思います。
ただ、降りる時にビジネスクラスのエリアを通過しましたが、次回はビジネスクラスに乗ってみたいと思ってしまうほど豪華でしたので、できればビジネスクラスに乗りたいですね。