年末年始に行ったマレーシア、シンガポール旅行はすべて特典航空券を利用していきましたが、予想と違っていた点がいくつかありましたので、まとめてみます。
今回の発券内容について
年末年始の旅行はANAマイルを利用し特典航空券を発行しました。マレーシアとシンガポールの2箇所に行きたかったので、スターアライアンスの特典航空券便を利用しました。
実際に利用した航空会社は下記のとおりです。
- 羽田→北京 中国国際航空 ビジネスクラス
- 北京→クアラルンプール 中国国際航空 ビジネスクラス
- クアラルンプール→シンガポール シンガポール航空 エコノミークラス
- シンガポール→仁川 アシアナ航空 ビジネスクラス
- 仁川→成田 アシアナ航空 ビジネスクラス
マレーシアからシンガポール間だけがエコノミークラスなのは、初めてマイルを使用して発券したためよく分かっていないところがあり、マレーシア・シンガポール間は別途マイルが必要だと思っていました。
そのため、1時間程度のフライトなので、マイルを節約するためにエコノミーにしたんです。
実際にはスターアライアンス便の国際線特典ルールは下記のようになっています。
- 途中降機は、目的地以外に往路・復路いずれか1回可能(途中降機は乗り換えの回数に含む)
- 海外で往路、復路各2回まで乗り換え可能
- 往路到着地と復路出発地が異なる場合、同一エリア内であることが必要
今回のコースの場合、上記条件に当てはまりますので、クアラルンプールとシンガポール間は追加のマイルは必要ではなく、エコノミークラスでもビジネスクラスでも必要なマイル数は同じでした…
気づいた点
羽田から北京を経由してクアラルンプールに到着するまではビジネスクラスということもあり、全く気づかなかったのですが、上記のようにクアラルンプールとシンガポール間がエコノミークラスでしたので、気づくことができた点がありました。
それは、特典航空券にマイレージプログラムが反映されていない、ということです。
私はANAマイレージクラブのプラチナーステータスですので、すべての便でスターアライアンスゴールドメンバーの特典を受けられると思っていました。
ところが、クアラルンプールからシンガポール間の預け入れ荷物には「Priority」のタグがなく、発券された航空券を見ても、ANAのマイレージNOは記載されていませんでした。
Amadeus e-ITRでのチェック
そこで2019年夏の旅行のための特典航空券をAmadeus 3-ITRでチェックしてみました。
Amadeus3-ITRは航空会社の共通予約システム「アマデウス」を使用している航空会社のe-チケットの控えを表示できるサービスです。
https://web.1a-xml.jp/eitr/webeitr/
ANAで発券したスターアライアンス特典航空券はマイレージNOの部分が空白になっています。
一方、ゴールデンウィーク用にJALで発券した特典航空券です。こちらはマイレージNOが入っています。
ANAで自社の特典航空券を発券した場合はマイレージNOが入るのかどうかはわかりませんが、提携航空会社の特典航空券を発券した場合は注意が必要です。
チェックイン時にマイレージNOを紐づけてもらう必要があります。
まとめ
今回、私の知識不足から思わぬ形で提携航空会社の特典航空券について新たな発見をすることができました。
ANA上級会員の方で、提携航空会社の特典航空券のエコノミークラスを発券される際には、お気を付けください。