マスジッド・ジャメ(Masjid Jamek、旧モスク)はクアラルンプール最古のモスクです。
レンガ造りのモスクは歴史的建造物にも指定されており、非常に美しいドームが特徴です。
今回の記事ではマスジッド・ジャメの見どころについてご紹介します。
マスジッド・ジャメについて
マスジッド・ジャメは1909年12月23日に公開されたクアラルンプール最古のモスクです。設計は他の主要な歴史的建造物も手がけているアーサー・ベニソン・ハバックが担当しました。
他のクアラルンプールの歴史的建造物同様、ムーア様式、インド・サラセン様式などが取り入れられていますが、個人的にはインド的な要素が強い印象を受けました。
アクセス
マスジッド・ジャメはクアラルンプール(泥の交わる場所)の地名の由来となっている、クラン川とゴンバック川の合流地点の隣に位置しています。
ムルデカ広場からも徒歩圏内です。
公共交通機関を利用する場合は、LTR マスジッド・ジャメ駅のすぐ隣です。
入場時間と入場料
- 入場時間
金曜日以外=8:30〜12:30、14:30〜16:00
金曜日=15:00〜16:00 - 入場料:無料
入場方法と注意点
入場にあたり、入ってすぐ左手の受付で記帳する必要があります。
複数人で訪問される場合も代表者1名の記帳で大丈夫です。
他のモスク同様、ノースリーブ、短パンなど露出の高い服装の場合は、受付の脇においてあるローブを着用する必要があります。
他のモスクはローブの色が決まっていましたが、マスジッド・ジャメは紫や赤など複数の色のローブがありました。
女性の方は、露出の少ない服装でもヒジャブを借りてください。
内部の様子
マスジッド・ジャメには前回のクアラルンプール旅行の際にも訪れたのですが、ちょうど入ることのできない時間帯だったため、今回がはじめての入場です。
収容人数は約1,000人ということで、8,000人収容の国立モスクや他のモスクと比べると、内部はコンパクトです。
大理石の床が涼し気な雰囲気を醸し出しています。
内部の装飾も他のモスクと比較するとシンプルです。
観光客用のルート案内に沿って進みます。
「HISTORIC ESTUARY」は直訳すると歴史的河口ですが、クアラルンプールの名前の由来となったクラン川とコンバック川の合流地点のことを指しています。
噴水の先がクラン川とゴンバック川の合流地点です。
裏庭の庭園の散策は非常に気持が良く、ベンチで寛いでいる人も多くいました。
私も、時間があれば1,2時間ボーッとしていたかったです。
見学所要時間
マスジッド・ジャメの見学には30分〜45分ほどあれば十分だと思います。
まとめ
マスジッド・ジャメはその美しいドームとレンガ造りの外観が最大の見どころです。
時間があれば、中に入って庭園も見ていただくのがベターですが、時間がなければ外観を外から見るだけでも価値があります。
ムルデカ広場からも徒歩で行くことがきるクアラルンプール最古の美しいモスクは必見です。