イスラム美術館を堪能した後は、直ぐ近くに位置するマレーシア国立モスク(Masjid Negara)に向かいました。
国立モスクはマレーシア最大級のモスクだけのことはあり、今まで行ったどのモスクよりも大きく、見応え充分でした。
マレーシア国立モスクについて
マレーシア国立モスクは、1957年8月31日の独立後、独立の象徴として建設が計画され、1960年着工、1965年に完成したマレーシア最大級のモスクです。
敷地面積は53,000㎡、最大収容人数は15,000人です。
アクセス方法
国立モスクの最寄り駅は、KTMコミューターのクアラルンプール駅です。
歩いて5分ほどの距離にあります。
Rapid KLのパサール・セニ駅からも徒歩圏内です。
入場時間と入場料
非イスラム教徒の入場時間は、金曜日とそれ以外の日で違っています。
- 金曜日以外=9:00-12:00、15:00-16:00、17:30-18:30
- 金曜日=15:00-16:00、17:30-18:30
入場料は無料です。
入場方法
イスラム美術館側の観光客向けの入口から入場する必要があります。
入口から入ると、左手に受付がありますので、そこで記帳をします。
入力する情報は名前と国、人数そして署名です。複数名で訪れる際も代表者が1名記帳すれば大丈夫です。
私が行った時は年末であるということもあり、非常に混んでいて記帳後は入場待ちの列に並ぶ必要がありました。
列に並んでいると、露出の多い服装の方は、ローブを無料で貸してくれます。
モスク毎にローブの色が決まっていていますが、国立モスクのローブの色は紫です。濃い紫と薄い紫の2種類あるようです。
女性で露出の少ない服装の方はローブではなくヒジャブを貸してくれます。
入場待ちの列ができる時は、たいてい貸出用のローブがなくなった時ですので、早く入場したい方は肌の露出の少ない服を着ていかれることをおすすめします。
モスクの外観
写真では分かりづらいのですが、ターコイズブルーの屋根は18角形になっています。
これはマレーシアの13の州とイスラムの5行を表しているそうです。
今まで見た玉葱型のドームとは違い、近代的な印象を受けました。
白亜のミナレットは何と72mもの高さがあります。
モスク内部の様子
非ムスリムは礼拝堂には入場することができません。
礼拝堂は近代的な作りで約8,000人収容できます。
少しボケていますが、美しいと評判のステンドグラスです。
ステンドグラスに負けず劣らず、柱の装飾も非常に綺麗でした。
モスク内は多くの観光客がいるにもかかわらず、静寂で神聖な雰囲気を醸し出している場所が多くありました。
まとめ
マレーシアの独立の象徴である国立モスクはクアラルンプール駅やパサール・セニ駅から徒歩圏内と観光に便利なエリアに位置しています。
美しいステンドグラスや柱の装飾は必見です。
訪問の際には、非ムスリムが入れない時間がありますので、お気を付けください。