バトゥ洞窟からの帰りにKTMコミューターのクアラルンプール駅で下車し、歴史的建造物にも指定されているクアラルンプール駅の観光をしました。
クアラルンプール駅について
クアラルンプール駅は旧クアラルンプール中央駅として1886年に開業しました。現在の駅舎は1910年に建設されたものです。
開業以来、長い間クアラルンプールの中心駅としての役割を果たしていましたが、2001年KLセントラル駅の開業とともにその役割を終えました。
現在では、KTMコミューターのほか、一部の長距離列車がクアラルンプール駅に停車しています。
アクセス方法
クアラルンプール駅にはKTMコミューターが停車しますが、KTMコミューターは本数が少ないので、バトゥ洞窟からの帰りに寄るか、遊歩道でつながっているRapidKLのパサール・スニ(Pasar Seni )から訪れるのが良いと思います。
私はバトゥ洞窟からの帰りにクアラルンプール駅で降りましたが、駅舎を見るための出口が分からず、かなり大回りをして10分以上歩く必要がありました。
クアラルンプール駅舎について
美しいアーチとミナレットを持つムーア様式(イスラム建築)の建物で、イギリス統治時代にイギリスの建築家アーサー・ベニソン・フバックにより設計されました。
ムーア様式のほか、ムガール様式、インド・サラセン様式など様々な建築スタイルが用いられています。
1983年には歴史的建造物に指定されました。
近くで見ると結構傷んでいます。
現役の駅ですが構内には人が少なく、寂しさを感じます。
ガイドブックなどにも載っていますが、観光客も少なかったです。
KTM本社ビル
クアラルンプール駅の向かいにKTM(マレーシア鉄道公社)の本社ビルがありますが、こちらもなかなか立派な建物です。
なんの予備知識もなかったので、写真だけ撮り、後で調べたところ、この建物もアーサー・ベニソン・ハボックによって設計されたもので、1917年に完成しました。
1983年にクアラルンプール駅とともに歴史的建造物に指定されています。
クアラルンプール駅とKTM本社ビルのツーショットです。
まとめ
クアラルンプール駅は知らない人が見ると絶対に駅とは思わないほど特徴的なデザインで美しい建物です。
古い建物が多く残るクアラルンプールのオールドタウンでも最も印象的な建物の一つです。
近くには国立モスクやイスラム美術館もありますので、ぜひ一緒に訪れてください。