クアラルンプール滞在2日目は、午前中にヒンドゥー教の聖地として有名なバトゥ洞窟に行ってきました。
今回の記事ではバトゥ洞窟へのアクセス方法と楽しみ方をお届けします。
バトゥ洞窟について
バトゥ洞窟(Batu Caves)は、マレーシアのセランゴール州にある巨大な洞窟で、マレーシア随一のヒンドゥー教聖地の洞窟とされています。
バトゥ洞窟を形成する石灰岩はおよそ4億歳とされており、洞窟内には多くのヒンドゥー神話に基づく展示物や壁画があます。
1月下旬から2月上旬にかけては、ヒンドゥー教の最大の祭といわれる「タイプーサム」が洞窟内で実施されます。
営業時間と入場料
営業時間:8:00~19:00、年中無休
入場料:無料
注意点
注意点としては肌の露出が多い服だとローブを借りる必要があります。
値段はわかりませんが、無料ではないようです。
また、階段が急でかなりの段数を登りますので、スニーカー等歩きやすい靴がおすすめです。
バトゥ洞窟への行き方
KTMコミューター
バトゥ洞窟へはKLセントラルからKTMコミューターでバトゥケイブ駅まで直通で行けます。
8駅ですが、電車のスピードが遅く、KLセントラルからバトゥケイブまでは40〜45分ほどかかります。
2018年2月ころから工事のためKLセントラルからSentulまで運行が中止になり、シャトルバスに乗る必要がありましたが、現在は直通運転を再開していますのでご安心ください。
注意点としては、KTMコミューターの本数が少ないことと、切符を買うのに時間がかかることです。
時刻表に関しては、KTMコミューターのWEBサイトに掲載されていますので、ご確認ください。
KLセントラルのKTMコミューター乗場には自動券売機がなく、切符は窓口で購入する必要があります。
バトゥケイブ駅には4台自動販売機がありましたが、2台は故障中、残りの2台はICカードのチャージ専用で、窓口で購入するしか方法がありませんでした。
KTMコミューターの車両です。比較的新しく綺麗でした。
日本では見ないような禁止事項がありますね。
バトゥケイブ駅からの行き方
バトゥケイブ駅で降りましたら、右手の階段を下に降ります。
階段を降りましたら真っすぐ進みます。
突き当りを右に曲がり、アーケードの下をそのまま進みます。
一度ゲートから出ます。
ゲートを出てすぐの左手には猿の神様ハヌマーンが出迎えてくれます。
テントの進みます。
3,4分進むと…全長43mのスカンダ神とカラフルに生まれ変わった洞窟へ続く階段が姿を表します。
洞窟へ続く階段
洞窟へ続く階段は272段あります。272段をどう感じるかは個人差があると思いますが、実際に登ると結構きついです。
バトゥ洞窟への入口です。
肌の露出の多い方は左手にあるレンタル窓口でローブ等を借りる必要があります。
階段は急傾斜です。
上に行くほど猿が増えます。
洞窟への入口が近づいてきました。
272段登り切りました。達成感がありますね。
バトゥ洞窟内部の様子
いよいよ洞窟内へ潜入します。
洞窟内には寺院や多くの神様の像があります。
寺院の内部の様子です。内部に入るためには素足になる必要があります。
奥にはまた階段があり、その先には本堂があります。
本堂です。思ったよりもシンプルですね。
上を見上げると、自分が洞窟の中にいることを実感します。
ダークケイブについて
バトゥ洞窟の入り口へへ続く階段の左手にダークケイブへの入口があります。
ダークケイブを見るためにはツアーに参加する必要がありますが、暗闇の中を懐中電灯を持って進むツアーは非常に評価が高く、暗闇が苦手な方以外は必見だと思います。
ツアーの所要時間は45分で、1時間に1回しか?ありませんので、ツアーに参加したい場合は、バトゥ洞窟に行く前にツアーの開始時間を確認し、ツアーまでに時間があれば先にバトゥ洞窟を見学するようにすると時間の短縮になります。
私も参加したかったのですが、行きではなく帰りに寄り、ツアー開始まで1時間待ちでしたので断念しました。
まとめ
バトゥ洞窟はクアラルンプール中心部からは少し離れていますが、クアラルンプール観光の必見スポットであることを改めて確認しました。
ヒンドゥー教のカラフルな寺院や神々の像と洞窟の神聖な雰囲気のハーモニーが独特の空気感を醸し出しています。
時間があればぜひダークケイブと一緒にお楽しみください。