今回のクアラルンプール旅行の最大の目的がブルーモスクの観光でした。
クアラルンプールからは少し離れており、訪問には時間がかかりますが、行って良かったと思える素晴らしいモスクでした。
今回の記事ではブルーモスクへの詳しい行き方と見どころについてご紹介します。
ブルーモスクについて
ブルーモスクは通称で、正式名称は「スルタン・サラディン・アブドゥル・アジズ・シャー・モスク(The Sultan Salahuddin Abdul Aziz Shah Mosque)」です。
マレーシア最大、世界でも4番目の規模を誇るモスクです。
ブルーモスクへの行き方
ブルーモスクはクアラルンプールから約30km離れたシャー・アラムにあります。
ブルーモスクへのアクセスは電車でも可能ですが、電車の駅からブルーモスクまで距離がありますので、バスでの移動が一番のおすすめです。
クアラルンプールからシャー・アラムへのバスでの移動
クアラルンプールのパサール・スニ駅からシャー・アラム行きのバスが出ています。
パサール・スニにはMRT、LRTでアクセス可能です。
パサール・スニは多くのバスが発着していますが、シャー・アラム行きはB6 番乗場から発着する750番バスをご利用ください。
バス乗場の地図ですが、中央の赤枠がB6番です。
左端の赤枠がトイレです。
トイレは黄色い建物が目印です。利用には0.5リンギットかかりますが、バスにはトイレがありませんので、心配でしたらこちらを利用しておきましょう。
シャー・アラムまでの所要時間は渋滞状況によっても変わってくると思いますが、30〜40分ほどで、値段は3リンギット(約81円)です。
バスの乗車時にドライバーに行き先を告げると値段を教えてくれますので、支払いと引き換えにチケットがもらえます。
往復ともお釣りがなくてお釣りができるまで待たされた人がいましたので、小額紙幣をご用意ください。
降車はバスの中央からになりますので、チケットは回収されません。
行きは無かったのですが、帰りは途中で検札がありましたので、チケットは失くさないように取っておいてください。
バスの車内の様子です。やや古いですが普通の路線バスですね。
降車の際には日本と同様でボタンを押して知らせる必要があります。が、バス停の案内のアナウンスが無いのでどこを走っているか全く分かりません…
シャー・アラムに関しては、終点ではないのですが、多くの人が降りるので迷わないと思います。
シャー・アラムのバスターミナルです。
シャー・アラム到着前にブルーモスクが見えてきますので、思わず降りたくなるのですが、このバスターミナルまで降りないでください。
シャー・アラムのバスターミナルには売店とトイレもあります。
シャー・アラム バスターミナルからブルーモスクまで
シャー・アラム バスターミナルからブルーモスクまでは徒歩10分ほどです。
バスを降りましたら、バス停を左手にしてそのまま進み角を左折します。
あとはひたすら道なりに真っすぐ進みます。
途中大きな交差点がありますが、歩行者用の信号が青になりません…
先に待っていた中国人は10分も待っていると文句を言っていました。
気にせず信号を無視して渡ってください(笑)
しばらく歩くと左手にブルーのドームが見えてきます。
そこがブルーモスクの入り口です。
ブルーモスク見学時間と注意点
ブルーモスクの見学時間は下記のとおりです。
- 月~木=10:00-12:00、14:00-16:00
- 土・日・祝日=10:00-12:00、14:00-16:00、17:00-18:00
- 金=見学不可
見学にあたり、女性はヒジャブを借りる必要があります。男性は短パンやタンクトップの場合のみヒジャブを借りる必要があります。
いずれの場合も無料です。
ブルーモスクの見どころ
入り口をすぎるとすぐにブルーモスクが視界に現れます。
想像以上に大きくて美しいです。
モスクの正面に受付がありますので、靴を脱ぎ受付で名前と国を記入します。
モスクのスタッフが内部を無料で案内してくれるのですが、ある程度人数が揃うまで受付の横の椅子で座って待機です。
勝手に内部を見ることはできません。
人数が揃うとモスク内の無料ツアーのスタートです。ガイドは英語です。
ドームへ続く回廊です。写真が暗くて分かりづらいのですが、白い床がとても綺麗です。
透かし模様も非常に美しいです。
ドームの入口です。
ドームの内部の様子です。時間帯のせいか、信者さんは少なかったです。
ドームを内側から見ることもできます。
扉も外からの光を浴びてとてもお洒落です。
約30分ほどでモスク内部の案内は終了です。
終了後、受付に戻ってきますので、受付時に記入した台帳に必ず感想を書いてください。無料で案内してくれるせめてもの御礼の気持ちです。
まとめ
ブルーモスクはクアラルンプールからは少し離れていますが、その比類のない美しさは必見です。足を延ばす価値はあります。
クアラルンプール訪問の際には、ぜひ時間を作り訪れてください。