週末トラベラーの忘備録

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「東洋のモナリザ」以外にも見どころいっぱい!バンテアイ・スレイ観光 | 2018年8月シェムリアップ旅行13

タ・プロームを後にして向かったのは、クメール美術の最高峰とも言われるバンテアイ・スレイです。

バンテアイ・スレイといえば、「東洋のモナリザ」言われるデヴァータ(女神像)が有名ですが、それ以外にも美しいレリーフに溢れていました。

今回の記事では、バンテアイ・スレイの見どころをご紹介します。

バンテアイ・スレイ

バンテアイ・スレイについて

バンテアイ・スレイはアンコール遺跡群の中心部から北東部に位置するヒンズー教の寺院遺跡です。

バンテアイは砦、スレイは女で、「女の砦」を意味します。寺院は東を正面としラテライトと紅い砂岩で築かれています。

精巧なレリーフが全面に施されていることから、クメール美術の最高峰とも言われています。

967年、ラージェンドラヴァルマン王のもとで着工式が行われ、息子のジャヤーヴァルマン5世の代に完成しました。

遺跡内は比較的整備されており、お土産屋やレストラン、カフェなどもあります。

バンテアイ・スレイ・地図

東洋のモナリザについて

バンテアイ・スレイは他のアンコール遺跡同様、アンコール朝の衰退後、忘れ去られていましたが、1914年に再発見されました。

1923年にはフランス人のアンドレ・マルローがデヴァター像を盗み出して逮捕され、注目を集めます。その時のデヴァータ像が東洋のモナリザと呼ばれています。

このような事件があったためか、現在は近づくことができず遠くから眺めるだけです。

東洋のモナリザ

すみません。アップの写真が無いので、興味のある方はWEBサイトで検索してご覧ください...

バンテアイ・スレイの見どころ

バンテアイ・スレイはアンコール遺産共通チケットで入場可能です。

チケットのチェックを受けた後、しばらく歩くと外周壁の塔門が見えてきます。

外周壁塔門

レリーフは精緻で保存状態も良いです。

外周壁塔門レリーフ

リンガの並んだ参道を進みます。

バンテアイ・スレイ参道

しばらく進むと第一周壁が見えてきます。

第一周壁

第一周壁を超えてさらに進むと第二周壁の門が見えてきます。

第二周壁

第二周壁の門はバンテアイ・スレイで最も美しい塔門と言われていますので、記念撮影をする人たちで大渋滞です。

第二周壁塔門

第二周壁の塔門のレリーフです。

第二周壁塔門レリーフ

第三周壁の門です。

第三周壁門

踊るシヴァ神が彫られています。

踊るシヴァ神

経堂の破風にはヒンドゥー教の神話が、精密かつ立体的に彫られています。

ヒンドゥー教神話

中央祠堂と前室

中央祠堂と前室

祠堂。ソロバンの玉を並べたような柱はスリット状窓と言われていて、この遺跡だけに見られる特殊なものです。

スリット状窓

手前から北塔、中央祠堂、南塔です。

北塔・中央祠堂・南塔

このレリーフのモチーフは「ラーマヤナ」から。サルの王グリーヴァに加勢するラーマ王子です。
ラーマヤナ

バンテアイ・スレイの見学の所要時間は45分程度ですが、レリーフをしっかり見たい場合は、もう少し時間をとったほうが良いと思います。

まとめ

バンテアイ・スレイは他のアンコール遺跡とは一線を画する遺跡だと思います。

ラテライトと紅い砂岩で築かれていることや周りの土も赤土のため、遺跡全体が赤茶色でてとても印象的です。

また、保存状態の良い精緻なレリーフなどとても1000年以上前に築かれたとは思えないほどで、遺跡そのものが美術館になっているような印象でした。