今回のシェムリアップ滞在は2泊3日でしたが、正直シェムリアップ観光には不十分な日程でした。
あらかじめ行きたい場所を決めていたのですが、最終的にはトゥクトゥクの運転手さんのおすすめコースを回る形になりました。
おかげで予定になかったトンレサップ湖やベンメリアに行くことができましたので結果オーライですが。
今回の記事では、私が実際に観光した場所とコースを一挙にご紹介します。
シェムリアップ周辺の観光方法
シェムリアップ周辺の観光は、アンコール遺跡群とトンレサップ湖が主な目的地になると思いますが、アンコールと一口に言っても遺跡から遺跡の間は距離が長く、トゥクトゥクか車をチャーターして観光するのが一般的です。
レンタサイクルもありますが、シェムリアップ市内であればともかく、アンコール遺跡群を回ったり、トンレサップ湖に自転車で行くのは現実的ではありません。
私はトゥクトゥクを2日目と3日目午前の1日半チャーターしました。
トゥクトゥクはホテルで手配しました。その時に、回りたい場所を伝えて見積もりまでもらいましたが、トゥクトゥクの運転手には全く伝わっておらず、運転手さんのお薦めめの場所を回ることになりました。
また、料金もホテルではなくトゥクトゥクの運転手に直接払います。コースが大幅に変わったこともあり、ホテルでの見積もりと運転手さんの言い値がかなり違っていましたので、必ず出発前にコースと値段を確認してください。
参考までにホテルで確認した相場は、アンコールワットやアンコールトムの周辺だけでしたら1日17US$、それに加え、ベンメリアやトンレサップ湖を回ると1日50〜60US$程度です。
今回観光した場所一覧
まず、今回観光した場所の一覧をGoogleマップでご紹介します。
1日目が緑、2日目が青、3日目がオレンジです。
紫のマークはシェムリアップ国際空港です。
1日目
1. パブストリート
今回は時間が不足していた上に、アンコール遺跡の観光に時間を多く割きたかったので朝が早く、シェムリアップ市内の観光は最低限になってしまいました。
その中で訪問したのがパブストリートです。
パブストリートは初日に食事をとるために出向きました。
西洋人の比率が非常に高く、タイの繁華街と似た雰囲気でした。
生ビールを0.50US$で提供しているお店が多かったのが印象的です。
個人的にはもう少しローカルなレストランが好みでしたので、一通り見学した後、流しのトゥクトゥク運転手に近くのローカルレストランに連れて行ってもらい、そこで食事をとりました。
2日目
2日目はトゥクトゥクを一日貸し切り、朝8時から夜7時まで観光を楽しみました。
1. アンコールチケットセンター
まず、アンコールチケットセンターでアンコール遺跡共通チケットを購入します。
アンコールチケットセンターは、シェムリアップの街並みとは正反対のモダンな建物です。
中に入りお土産屋をすぎるとチケットを販売している窓口があります。
チケット窓口は左手のほうが空いていました。
窓口でパスポートを渡すと、写真付きのチケットを購入することができます。
チケットの価格は以下のとおりです。
- 1日券=US$37
- 3日券=US$62
- 7日券=US$72
現金のほか主要なクレジットカードを使うことができます。
私は2日間遺跡に行く予定でしたので、1日券を2回買うより3日券を買ったほうが安いので、3日券を購入しました。
チケットは3日間連続の有効期限ではなく、あらかじめ決められた有効期限内に3日間利用できる、というシステムのようです。
裏に日付が印刷されており、利用時に日付がパンチされます。
共通チケットで入場できる遺跡は下記のとおりです。
- アンコール・トム(バイヨン寺院)
- アンコール・ワット
- タ・プローム
- バンテアイ・クデイ
- タケウ
- プリアカン
- ニャックポアン
- 東メボン
- プレ・ループ
- バコン
- プリア・コー
- ロレイ
- バンテアイ・スレイ
- クバルスピアン
2. タ・プローム
チケット購入後、最初に向かったのがタ・プロームです。
途中、アンコール遺跡群のエリアに入るところ?でチケットを確認する場所があります。
タ・プロームへの到着は朝の8時半前でしたが、既に多くの観光客が訪れていました。
<2018年9月27日追記>
タ・プローム観光の記事をアップしました。
3. プレ・ループ
次に向かったのがバンテアイ・スレイですが、途中、夕陽の名所として有名なプレ・ループの横を通った時、写真を撮るために運転手さんが写真スポットで停車してくれました。
プレ・ループのプレは変化、ループは体という意味を表し、かつては遺体を火葬していた場所だそうです。
4. バンテアイ・スレイ
プレ・ループから45分でバンテアイ・スレイに到着です。
バンテアイは砦、スレイは女で、「女の砦」を意味します。こじんまりした遺跡ですが、美しいレリーフが印象的でした。
<2018年9月28日追記>
バンテアイ・スレイ観光の記事をアップしました。
5. ベンメリア
バンテアイ・スレイを後にし、ベン・メリアに向かいます。
途中のレストランで食事をとりましたが、トゥクトゥクの運転手にキックバックがあるようで、ほぼすべての客が観光客でした。美味しかったですが、外国人価格でカンボジアにしてはやや高めでした。
食事後、1時間ほどトゥクトゥクを走らせるとベン・メリアに到着しました。
ジブリ映画「天空の城ラピュタ」のモデルにもなったと言われている、ベンメリアは荒廃が激しく絵に描いたような廃墟でした。
ベンメリアはアンコール共通チケットでは入場できず、別途5US$でチケットを購入する必要があります。
<2018年9月29日追記>
ベン・メリア観光の記事をアップしました。
6. トンレサップ湖
次に向かうのが、トンレサップ湖です。
朝、ガゾリンを満タンにしたのですが、途中で補充が必要になりました。
普通のガソリンスタンドもあるのですが、道端の露天でペットボトルに入ってガソリンが売られています。
ベンメリアをでて1時間半ほどでトンレサップ湖に到着です。
トンレサップ湖では、トゥクトゥクの運転手さんと貸し切りのボートでクルーズを楽しみました。
<2018年9月30日追記>
トンレサップ湖クルーズの様子をアップしました。
7. ラッキーモール
私は2日目の観光の終わりにお土産を買うために、シェムリアップで一番のモールであるラッキーモールに立ち寄りました。
1階のスーパーマーケットはお土産コーナーもあり、ローカル向けと観光客向けが半々という品揃えで非常に利用しやすかったです。
Welcome to Lucky Market Group, Cambodia
2日目はトータルで100km以上は走ったと思います。運転手さんに感謝です。
3日目
3日目はアンコール・ワットの朝日を見たかったので、朝4:40にホテルのロビー集合です。
1. アンコール・ワット
アンコール・ワットの駐車場に着いた時は、真っ暗でこのために購入した懐中電灯が大活躍です。

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真っ暗な上に全く道がわからないので、前方に見える懐中電灯の明かりを頼りに一番の日の出スポットと言われている池の前に到着しました。
残念ながら、当日は天気が良くなく、結局日の出を見ることはできませんでしたが、アンコール・ワットは噂通り素晴らしかったです。
<2018年10月1日追記>
アンコール・ワット観光の記事をアップしました。
2. アンコール・トム
アンコール ・トムのバイヨンについたのが7時過ぎでしたが、中に入れるのが7時半からのためしばらく周りを散策した後、アンコール・トムの遺跡巡りをスタートしました。
飛行機の時間があったため、最小限の観光となりましたが、主要スポットはほぼ回ることができました。
<2018年10月2日追記>
アンコール・トムについての記事をアップしました。
まとめ
限られた日程でしたが、トゥクトゥクの運転手さんが頑張ってくれたおかげで、当初予定よりも多くの観光地を回ることができました。
それぞれの観光地の見どころについては次回以降の記事でまとめますので、ぜひご覧ください。