ハノイの市内観光の続きです。
今回は今もベトナム国民の父として敬愛されるホー・チ・ミンの亡骸が眠る場所 ホーチミン廟と世界遺産に登録されているタンロン遺跡についてご紹介します。
ホーチミン廟(Ho Chi Minh Mausoleum)
ホーチミン廟は、2年の歳月をかけ1975年9月2日に完成したベトナム革命を指導した建国の父であるホー・チ・ミンの霊廟です。
一年中冷房の効いた内部の部屋に永久保存処置を施されたホー・チ・ミンの遺体が安置されています。
通常は、午前中に限り廟の中に入ることができるのですが、2018年6月15日〜8月15日の間はメンテナンスのため、中に入ることはできませんでした。
敷地内は広大で非常に綺麗に整備されています。
ロケーションはハノイ中心部に位置し、周りには他の多くの観光地があります。
タンロン遺跡(Central Sector of the Imperial Citadel of Thang Long)
ロケーション
ホーチミン廟から歩いて15分ほどのところにタンロン遺跡は位置しています。
私は、Hop on Hop offバスを利用し、ホーチミン廟で降り、ホーチミン廟見学の後、タンロン遺跡まで歩き、その後再びHop on Hop offバスを利用しました。
Hop on Hop offバスについては以前の記事をご参照ください。
営業時間と入場料
- 営業時間=8:30-11:30、14:00-17:00、月曜日定休日
- 入場料=30,000VND
見どころ
タンロン遺跡は、2003年から発掘された遺跡群です。
タンロンとはハノイの旧称で、漢字では昇龍と表記します。
1010年から1804年の間、ベトナム諸王朝がこの地に都を置いたため、各時代の遺跡が重なっているのが特徴です。
2010年8月にユネスコの世界遺産に登録されました。
瑞門は15世紀に築かれ、タンロン遺跡のなかで数少ない当時の状態を残すタンロン遺跡のメインスポットです。
門から中に入るとガラス張りの下に古い遺構を見ることができます。
門は登ることもできます。
上からの眺めは非常によく、遠くにナショナルフラッグタワーを見ることができます。
瑞門の上は、下記の写真のように整備されています。
瑞門から降りて奥に歩いていくと、いくつかの建物に分かれて発掘品が展示されています。
瑞門とともに当時の姿を残す龍の階段です。この頃は雨がひどくなり、写真を撮ることができませんでしたので、下の写真はCreative Commonsのものをお借りしました。
By Gryffindor - Own work, CC BY-SA 3.0, Link
更に奥に進むと、ベトナム戦争時に司令室となっていた建物があり、内部を見ることができます。
まとめ
ハノイに来たら欠かせないのがホーチミン廟です。
近くのタンロン遺跡は世界遺産ですが、 知名度が今ひとつのためか非常に空いていました。しかし、ベトナムの歴史を語る上では欠かせない遺跡ですので、ホーチミン廟を訪れる際には、ぜひ一緒に訪れてください。