いつも香港旅行に行くときは弾丸スケジュールのため、行っている回数の割には観光地をしていません。
今回の香港旅行では、前から行ってみたかった萬佛寺を訪問しましたので、萬佛寺へのアクセスや見どころなどご紹介します。
萬佛寺へのアクセス
萬佛寺はMTRの沙田駅が最寄駅です。沙田駅は尖沙咀から MTR 東鉄線でおよそ 20 分の距離です。場所は少し分かりづらいので、行かれる場合は下記の地図をご参照ください。
萬佛寺は丘の上にあり、400 段以上の階段をのぼるため、歩きやすい格好で水は必ず持参してください。
萬佛寺基本情報
- 休業日=なし。年中無休
- 拝観時間=9:00-17:00
- 入場料=無料
映画「インファナル・アフェア」の1作目の冒頭でロケに使われた場所としても映画ファンの間では有名です。
萬佛寺のみどころ
萬佛寺はその名の通り、1万3000体近い仏像が参道、本堂に所狭しと置かれています。
歴史は浅く、広州から来た月溪法師が1951年に建立を始め1957年に完成しました。英語版のWikipediaによると、管理者のみで僧侶はいないそうです。
萬佛寺の入口です。
一体一体の表情は異なっており、2つとして同じ表情はありません。
坂道は結構急です。
お布施を強要されそうな雰囲気ですね。
もはや何の有り難みも感じない仏像が続きます。
本堂に近づくに連れて仏像はどんどんユニークになってゆきます。
坂を登り切ると左に本堂が見えます。本堂に描かれている僧侶は太り過ぎなんじゃないでしょうか。
本堂のある敷地にも色鮮やかな様々な仏像が祀られています。
遭遇しませんでしたが、敷地内には野生のサルが生息して、時々ちょっかいを出してくるので注意が必要だそうです。
韋駄天と観音菩薩が表裏で祀られています。
千手観音も祀られています。
本堂に入ることはできますが、残念ながら撮影禁止。本堂内には1万3000体近い小型の仏像が置かれており、これが萬佛寺の名前の由来になっています。
本堂から更に上に登ることができます。
登り切るとお堂があります。
崖の上にも仏像が祀られています。
敷地の奥には別のお堂がありますが、こちらは立入禁止です。
丘の上からみた沙田の町並みです。自然と高層ビルの対比が香港らしいですね。
帰りは別の道を利用します。仏像が置かれているのは往路と同じですが、仏像のメンテナンス状態もあまり良くなく、行きほどのインパクトはありません。
まとめ
はっきり言って萬佛寺はB級スポットです。初めて香港に行く方のための必見スポットではありません。お寺巡りという観点でも、仏像がチープであまりありがたみを感じません。
しかし、他では見ることができないような、ユニークな場所であることは間違いありませんので、もし時間があればぜひ足を伸ばしてください。