こんばんは。
週末弾丸香港旅行の2回目です。前回の記事で触れたとおり、今回の香港旅行ではエチオピア航空のビジネスクラスを利用しました。
往路は予約時からビジネスクラスを選択しましたが、復路はエコノミークラスから有償でアップグレードしました。
格安のビジネスクラスですが、果たして乗り心地やサービスはどうだったのか。今回の記事では、エチオピア航空のビジネスクラス搭乗記をお届けします。
エチオピア航空の予約方法
まず、エチオピア航空のチケットのとり方をご説明します。
エチオピア航空の予約は大手旅行代理店ほか、オフィシャルサイトで可能です。注意点としては、Googleで日本語で「エチオピア航空」検索すると1位に出てくるのが下記のサイトで、こちらからは予約ができません。
エチオピア航空-アフリカの翼エチオピア航空で日本からアフリカへ-
下記のサイトがエチオピア航空のオフィシャルサイトで一部日本語にも対応しています。
日本語対応と言っても出発地と到着地に日本語で入力しても検索できず、アルファベットで入力する必要があります。
また、検索結果も英語で表示されますので、日本語化されているのはほんの一部だと思います。
エチオピア航空のアップグレードシステム
エチオピア航空はエコノミークラスで予約していても、ビジネスクラスに空きがある場合はアップグレードのオファーがメールで届きます。
アップグレードのシステムは入札制で、以前ご紹介したマレーシア航空のアップグレードと全く同じシステムです。
今回の最低入札価格 は34,500円でした。エコノミークラスが安かっため、この金額をプラスしてもお得感があり、最低価格で入札したところ、無事アップグレードされました。
アップグレードされてもマイルの加算率は、もともと予約していたクラスの加算率になります。
ANAマイルへの加算率
エチオピア航空はスターアライアンスに加盟していますので、ANAマイルに加算が可能です。今回の加算率は、ビジネスクラスで125%、エコノミークラスで50%でした。
エチオピア航空は予約が確定されるまで、予約クラスがわからないため、安価なエコノミークラスは加算されないのでは、と思いましたが、50%とはいえ加算されました。
ビジネスクラスは格安でも125%の加算率です。クラスごとの加算率の詳細はANAのWEBサイトをご覧ください。
成田空港でのチェックイン
エチオピア航空の成田空港発着は、第1ターミナルです。
チェックイン業務はANAの職員が担当していました。ビジネスクラスは専用のチェクインカウンターがあります。エチオピア航空ではビジネスクラスはCloud Nineと呼ばれています。
復路のアップグレードの情報がうまくコンピューターに反映されておらず、チェックインに時間がかかってしまいました。
アップグレードした場合は、念のために紙のeチケットを持参されたほうが安心です。
ゴールドトラック
ビジネスクラスの予約ですので、成田空港のゴールドトラックを利用することができます。私は今回が初めての利用でした。保安検査場の混雑は旅行中で最もストレスを感じるところですので、ほとんど並ばないですむゴールドトラックはありがたいですね。
成田→香港 ET673便
もともとのフライトの時間は21:25だったのですが、1週間ほど前に20:30に変更になるという通知をメールで受け取りました。
ところが、当日のチェックイン時に機材到着が遅れるため、出発は21:30になると言われ、最終的に搭乗できたのは21:40 でした。
日本の航空会社の時間の正確さを改めて実感しました。
座席とアメニティ
ET673便の機材は787-8です。
座席の並びはビジネスクラスとしては少し古い2-2-2です。アメニティはブランケットとヘッドフォンのみです。
座席はフルフラット可能で、USBの充電ポートも付属されていますが、収納スペースがやや少ないのが難点です。
シートピッチは広いのですが、足を置けるスペースはなく、シートのフットレストを使用する必要があります。
機内食
スープ→前菜→メイン→デザートの順でサーブされました。
お味はどれも普通に美味しかったです。
スープは今まで味わったことのないタイプのテイストでした。
サラダは冷えていてとても美味しかったです。ドレッシングと調味料が豊富です。タバスコがデフォルトで付いているということは、アフリカの人はスパイシーな味を好むのでしょうか。
メインは3種類から選択可能でした。ビーフを選択しました。
デザートも3種類から選択可能です。担当のキャビン・アテンダントの方が3種類全部試してみろ、とすすめてくれましたが、お腹いっぱいでしたので、チーズのみを選択しました。
ドリンクはワイン関係が充実しており、シャンパンだけでなく、スパークリングワインの用意があるほか、赤と白ワインはエチオピアワインとフランスワインをそれぞれ用意していました。
私はシャンパン→エチオピアワイン赤→フランスワイン赤の順番でいただきました。
香港→成田ET682便
復路も機材到着遅れで1時間半ほど出発が遅れました。
香港国際空港では初めての経験となる沖止めで、搭乗ゲートから飛行機までバスで移動しました。
座席とアメニティ
往路と同じ787-8でしたが、復路便の機材のほうが少し新しいようで、モニターの下に足をおけるスペースがありました。
アメニティは往路と同様でブランケットとヘッドフォンのみです。
機内安全ビデオ
往路では見ていなかったのですが、機内の安全ビデオは今まで搭乗した航空会社の中で一番ユニークでした。
登場人物がツッコミどころ満載で、慌てて写真を撮ったのが下記の1枚ですが、これ以外にもユニークな登場人物に溢れていました。
機内食
往路で隣に座っていたエチオピア在住のフランス人と仲良くなり、エチオピア発の機内食はエチオピア料理があり、それが美味しいと聞いていたので、楽しみにしていたのですが、エチオピア料理はアディスアベバ→香港間のみの提供で、香港→成田は往路とほぼ同様でした。
復路はスープがなく、食事の前にドリンクとおつまみがサーブされました。
その後、サラダ→メイン→デザートという往路と流れです。
まとめ
往復ともかなり遅れてしまいましたが、機内の設備や機内食は値段の割にはしっかりしており、快適に過ごすことができました。
また、特筆すべきはキャビン・アテンダントの方がフレンドリーでとても感じが良い事です。日系の航空会社ほどきめ細やかではないものの、私はとても心地よく感じました。
成田→香港線はなくなってしまいましたが、お値段もかなりリーズナブルですので、成田→ソウルでまた利用しようと思います。