こんばんは。広島旅行の続きです。
広島市内観光を終え、宮島までレンタカーで移動しました。
宮島は前からずっと行ってみたかったところなので、胸が高鳴ります。一番の目的は厳島神社。海に浮かぶ大鳥居が印象的です。
今回の記事では、宮島の見どころについてご紹介します。
宮島へのアクセス
宮島へのアクセスは宮島口からフェリーを利用する必要があります。
フェリーで宮島桟橋まで約10分の距離です。
フェリーの運賃は片道180円でJR西日本宮島フェリーと宮島松大汽船 が運行しています。
JR西日本宮島フェリーはSuicaやPasomoなどの交通系のICカードが使え、行きは厳島神社の大鳥居の近くを運行しますので、おすすめです。
フェリーから降り、厳島神社方面に進むと平清盛像が出迎えてくれます。
宮島といえば、鹿も有名です。
食べ歩きをしていると鹿に追いかけられますので、ご注意ください。
鳥居を過ぎ砂利道を歩いていると、昔にタイムスリップしたような印象を受けます。
厳島神社
厳島(宮島)は、島全体が古来から神の宿る島として信仰を集めてきた聖域です。
厳島に初めて社殿が創建されたのは、593年とされ、会場に本殿や拝殿などの建物が建てられたのは平安時代後期の1168年頃と言われています。
厳島を平家一門の守護神として位置づけ、厚い信仰を寄せる平清盛により、社殿が整えられ、現在のような色鮮やかな朱色の建造物が海にせり出した姿が完成しました。
1996年には厳島神社の背後の弥山とともに世界遺産に登録されました。
拝観時間
- 1/1~1/5=状況により変更
- 1/6~2/28・10/15~11/30=6:30~17:30
- 3/1~10/14=6:30~18:00
- 12/1~12/31=6:30~17:00
入場料
- 大人=300円
- 高校生=200円
- 中・小学生=100円
見どころ
なんといっても大鳥居が一番有名ではないのでしょうか。会場に浮かぶ鳥居の姿は本当に神秘的で魅了されます。
実は大鳥居は固定されておらず、自重で立っています。
正面からだと分かりづらいのですが、斜めから見ると4本の控え柱で支える両部鳥居であることが分かります。
残念ながら、訪問した時間が、干潮に向かう時間帯でしたので、海水が引いており、海に浮かぶ神殿という趣をあまり感じることができませんでした。
下の写真は、国内で唯一の海に浮かぶ能舞台です。重要文化財に指定されている国内5つの能舞台のうちの1つでもあります。
千畳閣と五重塔
厳島神社の本殿を見学した後は、千畳閣と五重塔に向かいます。
道中、お茶さんの前に龍髭(りゅうぜん)の松 があります。
松が長すぎて、この写真からは分かりづらいのですが、樹齢200年以上の横に長い松です。横に伸びた長い松が龍の髭のように見えるので、この名がつけられています。
龍髭の松を過ぎ、階段を登りきると、五重塔と千畳閣が建っています。
千畳閣は正式名称「豊国(豊国)神社」です。
豊臣秀吉が1587年に戦没将兵を供養するために建立した大経堂です。畳857枚分の広さから千畳閣と言われます。
明治の神仏分離令により、豊臣秀吉を祀る豊国神社になりました。
豊臣秀吉の死により工事が中止されたため、天井も板壁もありません。
千畳閣は中に入るためには有料(大人100円)ですが、五重塔の綺麗な写真を撮りたければ千畳閣の中に入る必要があります。
五重塔は1407年建立で、千畳閣ともども国重要文化財に指定されています。
屋根の反りが大きいのが特徴です。
まとめ
予想以上に宮島は素晴らしいところでした。特に海岸沿いは昔ながらの風情があり、日本三景のひとつに数えられるだけのことはあります。
表参道商店街に入ると、お土産屋やレストランが充実しており、日本人だけではなく外国人にも楽しめるような店が多かったのには感心しました。
満潮時や夜にライトアップされた厳島神社はまた違った魅力があると思いますので、近い将来、宮島に再訪したいと思います。