今回のバンコク旅行では、行きはJALのプレミアムエコノミークラス、帰りはプレミアムエコノミークラスの設定が無かったので、エコノミークラスを利用しました。
往路と復路をまとめて紹介することにより、プレミアムエコノミークラスとエコノミーのクラスの比較をします。
羽田→バンコクJL031プレミアムエコノミークラス
プレミアムエコノミー クラスは、前の週のヨーロッパ出張の往復でも利用しましたので、何と3週連続で搭乗することになりました。
もともとこの旅行を先に予約しており、後から出張が決まったためにこのようなスケジュールになってしまいました。
バンコクまでの飛行時間は6時間程度なので、ヨーロッパと比べると物足りなく感じてしまいます。
さて、羽田→バンコク路線ですが、機材はパリ→羽田と同様のBoeing 777-200(ER)です。
アメニティも全く同様でした。長距離路線でも中距離路線でも変わらないんですね。
食事も「RED U-35」の機内食で同じ月のためか、ロンドン行きと同様に親子丼とカレーの2択でした。前回親子丼を選びましたので、今回はカレーを選択しました。
サクララウンジのカレーとは全く違い、エビの味がしっかりしており美味しくいただきました。
JALのプレミアムエコノミークラスの詳細については下記の記事もあわせてご覧ください。
バンコク→羽田JL032エコノミークラス
復路のJL032便にはプレミアムエコノミーの設定がなかったので、エコノミークラスの利用です。機材はBoeing 787-8です。
座席は新間隔エコノミーではなく、古いタイプのベージュのシートでした。
このところずっとプレミアムエコノミーだったこともあり、非常に窮屈に感じてしまいました。
食事は、エコノミークラスもプレミアムエコノミークラスと同じですが、ドリンクに差があります。シャンパンを注文できないので、代わりに赤ワインをチョイスしました。
写真の食事はタイ風ヌードルです。可もなく不可もなくというレベルです。日本発の機内食と比較するとどうしても物足りなく感じてしまいます。
プレミアムエコノミークラスとエコノミークラスの比較
座席
座席にはかなり差があります。エコノミークラスは新間隔エコノミーではなく、古いタイプだったこともあり、座席幅、シートピッチとも窮屈で、6時間のフライトはかなり辛かったです。
角度は違いますが、下記の写真を見ていただければ、シートピッチの差は一目瞭然です。
左がプレミアムエコノミークラス、右がエコノミークラスです。
評価の高い新間隔エコノミーでしたら、もう少しゆったしているのかもしれませんが。
設備・アメニティ
設備はモニターのサイズ、読書灯がプレミアムエコノミーには設置されている点以外は大きな差はありません。
プレミアムエコノミークラスのアメニティは、スリッパ、アイマスク、マスク、耳栓、歯ブラシのセットです。スリッパが付くという点でポイントが高いのですが、その他のアメニティは客室乗務員にお願いするとエコノミークラスでももらうことができます。
機内食・ドリンク
機内食は全く一緒です。ドリンクに関してはプレミアムエコノミークラスの方が選択肢が多いです。個人的な嗜好ではシャンパンが飲めるのがプレミアムエコノミークラスの魅力です。
その他、プレミアムエコノミークラスは軽食としてカップ麺を注文できます。
サービス
サービスに関してはかなりの差があります。
以下がプレミアムエコノミークラスのみで受けられるサービスです。
- 専用チェックインカウンターの利用
- 優先搭乗(エコノミークラスの後方座席と同じタイミング)
- ラウンジの使用(エコノミークラスでも、Flex Y運賃での予約の場合は使用可)
- プライオリティバッゲージサービス
- 手荷物宅配サービス(有料)
価格差
私が予約した時にはプレミアムエコノミークラスとエコノミークラスで約2万円の価格差がありました。
この2万円をどう考えるかですが、私のように弾丸での旅行が多い者にとっては、待ち時間が少ないとか、機内でゆったりできるということは優先度が高くなりますので、価格以上の価値がプレミアムエコノミークラスにはあると感じました。
まとめ
今回往路と復路でプレミアムエコノミークラス、エコノミークラスと違うクラスに搭乗しましたが、個人的な感想としては、価格以上の価値がプレミアムエコノミークラスにはあると思いました。
ただ、JALのエコノミークラスに関しては新間隔エコノミーが非常に高い評価を得ていますので、そちらですと感想も変わるかもしれません。
新間隔エコノミーは機会があれば利用しようと思います。