出張の際には通常ほとんど観光の時間はないのですが、今回は深夜便を使ったおかげで、ロンドン着が日曜日の早朝になり、ほぼ1日観光することができました。
メジャーどころを駆け足で周りましたので、見どころをまとめます。
ロンドン市内の観光地について
有名な観光地はロンドンの中心地にまとまっており、地下鉄も発達していますので、1日でも多くのスポットを回ることが可能です。
その際に欠かせないのが、前回の記事でご紹介したオイスターカードとスマートフォン向けアプリ「Citymapper」です。
Citymapperは行きたい場所を入力するだけで、現在地からのルートを複数提案してくれますので、土地勘がなくても目的地まで簡単に行くことができます。
目的地の英語名が分からなくても、日本語で検索できるので、非常に便利です。
リンク先のアプリのタイトルに東京と付いていますが、ロンドンだけでなく世界中の主要都市のナビゲーションが可能です。
ウェストミンスター周辺
私の観光ルートですが、まずは世界遺産にも登録されているウェストミンスター周辺を訪問しました。
世界遺産に登録されているのは、ウェストミンスター宮殿、ウェストミンスター寺院および聖マーガレット教会です。
ウェストミンスターへのアクセスは地下鉄が便利です。地下鉄ウェストミンスター駅はサークル線、ディストリクト線、ジョリビー線の3つの路線が通っています。
ウェストミンスター宮殿
ウェストミンスター到着後、最初に現在は国会議事堂として使われているウェストミンスター宮殿(Palace of Westminster)に向かいました。ウェストミンスター宮殿はビックベンが有名ですが、残念ながらビックベンは改修中でした。
ウェストミンスター宮殿は、1834年に発生した火災で大部分が消失し、現在の建物の大部分は、ゴシック・リバイバル様式のデザインで1860年に再建されたものです。
ウェストミンスター寺院
ウェストミンスター寺院はイギリス国教会の教会で英語ではWestminster Abbeyです。1066年以来、国王の戴冠式など王国行事が行われています。ウィリアム王子とキャサリン妃の結婚式の式場としても話題になりました。
内部の壁と床には歴代の王、女王、政治家が埋葬されています。
現在のウェストミンスター寺院は1200年代にフランスのゴシック建築に倣って改装されました。
ウェストミンスター寺院は、日曜日以外は有料で内部に入ることもできます。チケットは英国政府観光庁オンラインショップで日本からも予約できます。
聖マーガレット教会
ウエストミンスター寺院と同じ敷地内にある聖マーガレット教会は、12世紀にベネディクト会派聖職者によって建てられた由緒ある教会です。
著名人が挙式に利用する教会でもあり、古くはプリンス・オブ・ウェールズだったアーサー王子の挙式に使われ、ウィンストン・チャーチルもここで挙式していいます。
バッキンガム宮殿
ウェストミンスター寺院からバッキンガム宮殿までは、徒歩で移動しました。セントジェームス公園を通り約15分ほどの距離です。
バッキンガム宮殿での目的は近衛兵の交代式です。11時15分から行進が始まり非常に混雑すると聞いていましたので、10時半前には到着したのですが、既にものすごい人で、交代式は遠目にしか見ることができませんでした。
それでも近衛兵の行進は比較的間近で見ることができ、貴重な体験をすることができました。
おまけ
イギリスは他のヨーロッパの国と車の通行ルールが違うためか、道路のいたるところに「LOOK RIGHT」「LOOK LEFT」と書かれています。
一方通行も多いので、これは何気に便利です。
まとめ
ロンドンの観光は効率よく回れば、1日でも多くのスポットを回ることが可能です。
ただし、日曜日の観光は注意が必要です。
ウェストミンスター寺院は日曜日は中に入ることができませんし、聖マーガレット教会も14時〜16時半までしか中に入ることができません。
バッキンガム宮殿の近衛兵の交代式は、11時15分から行進が開始、交代式は11時半からですが、近くで見ようと思うと、相当早くから待機する必要があります。
次回はロンドン観光の続きで、ロンドン塔と大英博物館についてご紹介します。