こんばんは。
ヨーロッパ出張の第3弾はロンドン ヒースロー空港での入国手続きから市内へのアクセスについてご紹介します。
ヒースロー空港について
ヒースロー空港はロンドン西部にあり年間75百万人以上が利用する世界最大級の空港です。
ターミナル2から5までの4つのターミナルで構成されており、JALをはじめワンワールド加盟航空会社はターミナル3の発着となります。
ちなみにANAなどのスターアライアンス加盟エアラインはターミナル2の発着です。
入国手続
ヒースロー空港は非常に大きな空港ですので、ゲートからイミグレーションまではかなり歩く必要があります。
Arrivalsの黄色のサインを目印にひたすら歩きます。
10分近く歩くとPasport Controlという文字が見えてきました。
EUのパスポートを持っている方用の列を通り過ぎ、"Non EU Passorts"を目指します。
ヒースロー空港は入国審査が厳しく、イミグレーションを通過するのに時間がかかることで有名ですので、1時間くらいの待ち時間は覚悟していました。
ところが、早朝着の便のためか、拍子抜けするほど空いており、5分ほど待つだけで通過することができました。
厳しいと聞いていた入国審査も、入国の目的・会社名・仕事の具体的な内容・滞在日数を聞かれただけで、すぐに通過することができました。
ヒースロー空港から市内へのアクセス
ヒースロー空港からロンドン市内までは、いくつかの交通機関を使用することができます。
タクシー
ブラックキャブとミニキャブが利用できます。ブラックキャブの料金はメーター制のため、交通事情により所要時間と金額は変わってきます。
所要時間は30分〜60分で料金の目安は50〜70ポンドです。
一方ミニキャブは予約制でブラックキャブよりも少し値段は安めです。
詳細はロンドン交通局のWEBサイトをご覧ください。
タクシーは、ホテルまで直接行けるので楽ですが、時間が読めないことと値段が高いことがネックです。
空港バス
コーチと呼ばれる空港バスがあります。
ヒースロー空港からヴィクトリア・コーチステーションまで約40分~1時間ですが、ラッシュ時には1時間半位かかることもあります。
料金は片道6ポンド〜です。
時間に余裕がある時には、リーズナブルで楽な移動手段です。
ヒースロー・エクスプレス
15分間隔で運行されており、パディントン駅まで約15分で到着します。運賃はスタンダードで片道22ポンドです。
往復チケットやファーストクラスもあります。詳細はヒースロー・エクスプレスのWEBサイトをご覧ください。
早いことと時間が読めることはメリットですが、お値段は高めです。
地下鉄
地下鉄はロンドンでは"Subway"ではなく、"Underground"もしくは"Tube"と呼ばれています。
ヒースロー空港からはピカデリー線が利用できます。運賃は現金で4ポンド。オイスターカード(後述します)を利用すれば、2.2ポンドから利用できます(曜日や時間帯により値段が違います)。
安いのですが、ピカデリー・サーカス駅まで約51分かかります。また、地下鉄はエスカレータやエレベーターがほとんど無いので、大きな荷物を持っての移動はかなりきついと思います。
当然、平日のラッシュ時は通勤客と一緒になります。
ヒースロー・エクスプレス
私はヒースロー・エクスプレスを利用しパディントン駅まで行き、その後地下鉄を利用しました。
ヒースロー・エクスプレス乗場
空港到着後、ヒースロー・エクスプレスの乗場を探したのですが、案内板に"Heathrow Express"という文字がありません。近くにいた人に確認すると、"Train"という案内に沿っていけばよいということでした。"Train"の方向にしばらく歩くと、地下に降りる通路の壁面に"Heathrow Express"という文字が見えます。その後は、案内に従って進むだけですが、チケット売り場までは少し距離があります。
ヒースロー・コネクト
注意点としては、ヒースロー・エクスプレスと同じホームから、ヒースロー・コネクトという電車もでていることです。ヒースロー・エクスプレスが特急なら、ヒースロー・コネクトは快速という感じでしょうか。運賃は10ポンドで途中何駅か停車しパディントン駅まで30分です。
切符もヒースロー・エクスプレスと同じ自動販売機で買えます。
私はよく下調べをしていなかったので、ヒースロー・コネクトはヒースロー空港内のターミナルを結ぶ電車のことだと思っていました。実際にはターミナル間を無料で乗車することもできるのですが、ロンドン市内にも行くことができ、地下鉄とヒースロー・エクスプレスのいいとこ取りのような電車です。
なるべく早くかつリーズナブルに市内にでたい場合にはヒースロー・コネクトは選択肢に入ってくると思います。
ヒースロー・エクスプレスの車内
ヒースロー・エクスプレスの車内は日本の京成スカイライナーのような感じです。
乗降口に大きな荷物を置くスペースが有り、座席の配置も2-2です。
早朝にもかかわらず人が多かったので写真は撮っていないのですが、快適な車内空間でした。
パディントン駅へはノンストップで、途中検札のため係員にチケットを見せる必要があります。
オイスターカード
パディントン駅から宿泊地のグリーンパーク駅までは地下鉄を利用しました。
地下鉄を利用される場合は、オイスターカードを購入されれることをおすすめします。
オイスターカードは日本でいうSuicaやパスモのようなチャージ式のICカードです。
地下鉄だけではなく、バスやナショナル・レールなど多くの交通機関で利用することができます。
また、オイスターカードを使用することにより、料金が割引になりますし、1日の利用料金が6.80ポンドに達すると、それ以上請求されることもありません。
オイスターカードこ購入場所は地下鉄の駅窓口や自動販売機などです。チャージする金額も選べ、クレジットカードでも購入できます。
まとめ
ロンドンは交通機関が発達しており、ヒースロー空港からロンドン市内へのアクセスも複数の交通手段を選択することができます。
ただ、どれも一長一短という感じですので、何を優先するかにより選ぶ交通手段が変わってきます。
今後ロンドンに行かれる方にこの記事が少しでもお役に立てれば幸いです。