こんばんは。
土日を利用して今年の初フライトで福岡に行ってきましたが、往路でまさかの福岡空港閉鎖に巻き込まれてしまいました。
大変でしたが、めったに遭遇できない体験ですので、感想を含めて記事としてまとめておきます。
福岡行きのはずが松山空港に
私の利用した便は7:25羽田空港発、9:15福岡空港着のANA241便です。
順調に福岡に向かっている中、9時頃に機内アナウンスが入りました。てっきり最終着陸体制に入るお知らせだと思いましたが、まさかの「福岡空港閉鎖のため松山空港にむかいます」というアナウンス…
福岡空港を目の前にして行き先変更です。
当初の目的地以外の空港などに着陸することをダイバートと言うそうです。今回のアクシデントで初めて知りました。
福岡空港閉鎖の原因は、ピーチ機のパンクで、空港は2時間半ほど閉鎖になりました。
241便の前にもANAの福岡行は2便ありましたが、それらはそれぞれ佐賀空港、北九州空港にダイバートしていました。恐らく、受け入れ体制がある近くの空港から到着空港として割り振られるのではないでしょうか。
私の搭乗した次の便は羽田空港で待機になっていましたので、アクシデント前に出発した中では遅い部類に入るので、九州ではない松山空港に振り分けられたのではないかと思います。
松山空港にて
松山空港着は9時45分くらいだったと思います。
到着後は松山から福岡まで別の交通手段で移動する必要があると思っていました。距離はそこまで遠くは無いですが、別の島なのでどうしようかと考えていたところ、またもや予想外の「当機は羽田空港に向かいます。出発時間は10時35分頃を予定しています。」というアナウンスが…
機内は騒然とし、皆一斉に携帯で電話をはじめます。中には、降ろしてくれと客室乗務員に詰め寄る方もいました。
最終的には、福岡に再出発し、3時間強遅れで福岡に到着することができましたが、その間のANAの対応はあまり良くなかったと思います。
以下、機内の様子を時系列にまとめます。
- 羽田空港への再出発のアナウンス
- 一部の乗客が降ろせ、と客室乗務員に詰め寄る
- 何名かの乗客が一旦飛行機から降りる
- それを見た数名の乗客が続いて飛行機を降りる
- 全ての乗客が戻ってくる
- 福岡空港の閉鎖が解除され、福岡空港に再出発するというアナウンス
松山空港滞在中、松山空港で降機できるかどうかのアナウンスは一切ありませんでした。
恐らく、チェックイン手荷物もありますので、降機させないのが原則だと思いますが、最後は言った者勝ち?で、(最終的には戻ってきましたが)降りる人がいました。
この対応は非常にまずいと思います。降りられるのであれば、その旨アナウンスすべきですし、駄目なら駄目で降ろしてはいけません。
また、松山空港に停まっている間のアナウンスが少なかったことが、乗客を不安にさせたと思います。特に羽田への出発予定の10時35分を過ぎても、しばらくの間、アナウンスがなく、一体どうなっているんだろう、と不安になりました。
トラブル時の対応こそ、航空会社の真価が問われると思いますが、今回のANAの対応には少しがっかりました。
まとめ
今回、トラブルに遭遇して、我々乗客はトラブル時こそ、客室乗務員に協力する必要があると思いました。
各々事情があるのは当然ですが、客室乗務員に詰め寄ったところで、トラブルが解消されるわけでもないですし、余計な顧客対応のため、本来の業務が遅れることもあります。客室乗務員に従うことこそ最善の策だと思います。
そんなことを思った今年の初フライトでした。