こんばんは。前回に引き続き英語ネタです。
私はオンライン英会話を3年以上続けています。おかげさまで、日常会話には困らない程度になりました。
3年間の間にレアジョブとDMM英会話という大手2社を体験していますので、どちらがおすすめか!独断と偏見で決定します。
私のオンライン英会話歴
オンライン英会話を初めて3年3ヶ月ですが、最初の2年半はレアジョブ、その後の9ヶ月はDMM英会話を利用しています。両社とも大手で人気のオンライン英会話です。
両方体験したからこそ分かる、両社のおすすめポイント、ウイークポイントを比較します。
レアジョブの概要
レアジョブは2007年10月にサービス提供を開始し、会員数60万人超えのユーザー数NO.1のオンライン英会話です。
また、東証マザーズに上場している、オンライン英会話唯一の上場企業です。
講師はフィリピン人のみですが、その数4,000人を誇ります。
また、多くの企業や学校でもレアジョブが採用されていることからも、質の高さが伺えます。
DMM英会話の概要
DMM英会話は2013年2月からのサービス提供と、レアジョブよりも6年近く遅くスタートしていますが、現在では、第三者機関によるオンライン英会話サービス評価・満足度に関する調査で総合サービス評価指数No.1に輝いています。
会員数は非公開なのか、探すことができませんでしたが、講師に関しては99ヵ国6,200名以上とレアジョブよりも多いです。
料金プランの比較
レアジョブ
日常英会話コース
- 月8レッスン 4,536円(1レッスン567円)
- 1日1レッスン 6,264円(1レッスン202円)
- 1日2レッスン 10,476円(1レッスン168円)
- 1日4レッスン 17,280円(1レッスン139円)
ビジネス英会話コース
- 1日1レッスン 1,0584円(1レッスン341円)
*日常英会話コース、ビジネス英会話コースとも全て1レッスン25分です。
*価格は全て税込み価格です。
DMM英会話
スタンダードプラン
- 1日1レッスン 5,500円(1レッスン177円)
- 1日2レッスン 9,200円(1レッスン148円)
- 1日3レッスン 12,800円(1レッスン138円)
ネイティブプラン
- 1日1レッスン 15,800円(1レッスン510円)
- 1日2レッスン 31,200円(1レッスン502円)
- 1日3レッスン 45,100円(1レッスン485円)
*スタンダードプラン、ネイティブプランとも全て1レッスン25分です。
*価格は全て税込み価格です。
*2018年3月1日よりスタンダードプランが8〜9%値上げされます。
結論
全体的にDMM英会話の方が安めの価格設定です。レアジョブは月8レッスンのプランもありますので、 忙しい方には使いやすいプランです。
また、レアジョブはビジネス英会話、DMM英会話はネイティブプランというそれぞれ特徴のあるコースがありますが、普通の方は日常英会話コースかスタンダードプランで十分だと思います。
価格差は多少ありますが、この程度の価格差でしたら、他の要素を重視して選択される方が良いと思います。
講師の比較
レアジョブ
概要でも触れたようにレアジョブの講師はフィリピン人のみで、その数約4,000名です。私がレアジョブを使い始めた頃は、フィリピン大学(日本で言うと東大)の講師が多いことが売りでしたが、現在はあまり全面には出していないようです。
総じて講師のレベルは高く、ハズレの講師に当たったことはありません。
難点としてはビデオレッスンを提供していない講師も一定数いることです。個人的にビデオレッスンが好みなので、この時点で選択できる講師がかなり絞られてしまいました。
DMM英会話
DMM英会話の講師の特徴は99カ国から講師が集まっており、 6,200名以上が在籍しています。その中にはネイティブや日本人講師も含まれます。
(ネイティブ講師はスタンダードプランでは選べません。)
DMM英会話はビデオレッスンがデフォルトです。また、教育がレアジョブよりも行き届いている印象で、レッスンの前にはビデオの画質と音声のチェック、終了後には質問を確認した上で、講師からは先にSkypeを切断しないなど、細かいことですがこれらを全ての講師が実践しています。
結論
DMMに分があります。いろいろな国の講師がいることは、様々な英語の癖(発音や言い回し)に触れることができ、リスニングの能力が飛躍的にアップします。
逆にレアジョブは初心者には優しいと思います。フィリピン人講師の英語は初心者には聞きやすいので、質の高いフィリピン人講師が多い、レアジョブは初心者には入りやすいと思います。
教材の比較
レアジョブ
会話、文法、ディスカッション、旅行という基本ジャンルの教材はレベルごとに一通り揃っています。
何と言ってもレアジョブで充実しているのが、TOEIC向けの教材とBusiness向けの教材です。
DMM英会話
基本ジャンルの充実度はDMM英会話が圧倒しています。しかし、TOEICやBusiness向けの教材はレアジョブに比較するとかなり少ないです。
面白いところでは漫画の教材があります。また、iknowを無料で使えるところもDMM英会話の良いところです。
結論
初心者向けのDMM英会話、Business英会話やTOEICの対策ならレアジョブという感じで、両社の特徴が非常によく出ています。
使いやすさの比較
レアジョブ
レアジョブのレッスン提供時間は朝6時〜夜中の1時までです。予約はレッスン開始の5分前までできます。予約可能数はレッスン可能数が上限です。1日1レッスンのコースの場合は、レッスン終了後に次のレッスンが予約できる、という仕組みです。
講師は専攻でも検索できるので、特定の話題に関して話したいときなどは非常に便利です。
また、Googleカレンダーと連携している点がポイントが高いです。予約をすると自分のカレンダーに自動的に追加されます。Googleカレンダーでスケジュール管理している人にはとても便利な機能です。
レアジョブの最大の難点はレッスンの予約が取りにくい点です。特に私はビデオレッスンが希望の上に、当日の仕事が終わってから予約することが多かったので、予約したくてもできないことが度々ありました。
DMM英会話
DMM英会話は24時間レッスンを提供しています。予約はレッスン開始の15分前まで可能です。レアジョブとは10分の差ですが、この10分差は直前予約の多い私にはとても不便です。
予約可能数に関しては、レアジョブと同様、レッスン可能数が上限です。
講師の検索は国ごとに可能ですが、専攻での検索はできません。
ビデオレッスンの予約はレアジョブよりもかなり取りやすいです。これはビデオレッスンがデフォルトであることと講師の数が多いことが影響していると思います。
結論
細かい使い勝手はレアジョブの方が優れていると思いますが、ビデオレッスンの予約の取りやすさの1点のみでDMM英会話に分があります。オンライン英会話は予約できてなんぼですので…
もちろんDMM英会話も人気講師の予約は非常に取りづらいのですが、予約できる講師が1人もいなかった、ということはありません。
私がレアジョブからDMM英会話に移ったのも、レアジョブで予約がうまく取れないことが増えてきたためでした。
総合評価
これから英会話を初めてみようと思っている人にはDMM英会話をおすすめします。
TOEICの得点アップを目指している人、短期間でビジネス英語をマスターしたい人にはレアジョブがおすすめです。
以上、私の経験をもとにレアジョブとDMM英会話を比較しましたが、これからオンライン英会話を始めようと思っている人や、すでにオンライン英会話に入会しているが他社はどうなんだろうと気になっている人にとって、少しでもこの記事が役立てば幸いです。