海外に行った時の現地通貨の調達方法は、大きく両替とクレジットカードのキャシングに分かれると思いますが、私はキャッシング派です。
先日のシンガポール旅行で改めてセディナカードは海外キャッシング最強カードだと思いましたので、私のちょっといけてない体験談をシェアします。
キャッシングは得なのか
まず、最初にクレジットカードのキャッシングは得か、ということですが、総合的に判断して、得だと私は思います。
両替の場合、両替所によってレートや手数料がかなり違いますので、有利な両替所を探すことは時間的なコストがかかります。
一方、キャッシングは為替手数料がカードブランドごとに一定の上、非常に安いですので、ATMさえ見つければ比較する必要はありません。これは限られた日数で旅行している私にとっては大きなメリットです。
キャッシングの為替手数料
本当にキャッシングの為替手数料は安く、マスターの場合ほとんどゼロに近いです。今回海外キャッシングを利用した同じ日に同じクレジットカードで支払いをしましたので、レートを比べてみたいと思います。
- キャッシング SG$1=82.302円
- クレジットカード SG$1=84.023円
何と2%以上、キャッシングの方がレートが良いです。
ATM手数料と金利
キャッシングの場合、為替手数料が安い代わりに、海外ATMの利用料と金利を支払う必要があります。そのため、返済が遅くなると、金銭面では割高になる可能性もあります。
海外キャッシングの金利は年利18%ですので、「利用金額×18%÷365×返済までの日数」が実際に払う金利の金額です。
例えば、50,000円分海外通貨を引き出し5日後に払った場合は、50,000×18%÷365日×5日で金利は約123円となります。率にして0.246%です。
利用する金額にもよりますが、すぐに返済した場合、ATMの利用料を払っても両替所で両替するよりもお得ではないでしょうか。
セディナカードが最強な理由
今回のシンガポール旅行でセディナカードは海外キャッシングでは最強だと改めて実感しました。何と言っても、セディナカードは海外ATMの利用料がかかりません。そして、返済が非常に簡単です。
ANAワイドマスターカードでのキャッシング
実は今回の旅行にセディナカードを持っていくのを忘れてしまったのです。同じマスターのANAカードがあったので、ATM手数料は余分にかかるが、そんなに変わらないだろうと思い、ANAカードでキャッシングをしました。
確かに現地通貨を引き出す際には、ANAカードの場合は、ATM利用料の108円か216円が余分にに必要になるだけですが、繰り上げ返済にかかる労力は桁違いにセディナが楽でした。
想像以上に返済が面倒だった
ANAマスターワイドカードは三井住友カードが発行しています。三井住友カードの海外キャッシングの繰り上げ返済方法は、ATMでの返済か振込での返済になります。ATMの場合、三井住友銀行と一部提携銀行で返済が可能ですが、1円単位で支払える、つまり全額返済できるのは、三井住友銀行のみとなります。しかも、無人店舗・出張所のATMでは返済できません。
私は職場の近くに三井住友銀行があるので、そこで払おうとしたところ 払えませんでした。電話で確認したところ、そこは支店ではなく出張所でした。違いがよく分かりません…
そこで振込にしましたが、電話で教えてもらった振込口座に、指定の日にちに振り込む必要があります。これは金利が支払う日によって変わるので、早くても遅くても駄目です。その上、振込手数料がかかります。ちなみにATMで返済した場合も、手数料はかかります。
セディナカードの返済方法
セディナカードの場合、WEBサイトからペイジーで返済することができますので、ペイジー対応の銀行口座があれば、手数料もかからず、少ない労力で返済可能です。
今までの経験では、早ければ3日後から返済可能になりますので、金利も最小限に抑えることができます。
まとめ
ネット上でセディナカードは海外キャッシング最強という記事を見かけますが、これは本当でした。厳密にはセディナマスターカードが最強です。
ATM利用料がかからず、返済もオンライン完結ですので金利も最低限に抑えることができます。
海外に行く機会の多い方はマストハブのカードだと思います。
まだお持ちでない方はモッピー経由でお得に発行できます。