昨日、世界遺産検定を受験しました。
元々、世界遺産には興味があったのですが、旅行で色々な世界遺産を訪れているうちに、世界遺産をもっと詳しく知りたいと思ったのがきっかけです。
以下、世界遺産検定について紹介します。
世界遺産検定とは
世界遺産検定はNPO法人 世界遺産アカデミーが主催する検定です。2006年の開始以来、約16万人が受検し、9万人以上が認定されています。2014年以降は文部科学省の後援事業となっています。
世界遺産検定の目的
世界遺産検定の目的について、公式WEBサイトには以下のように書かれています。
世界遺産検定は人類共通の財産・宝物である世界遺産についての知識・理解を深め、学んだ内容を社会へ還元することを目指した検定です。
また、世界遺産検定は世界遺産の保全活動の輪を広げることも目的としています。検定認定者による啓蒙活動のほか、受検料の一部がユネスコ「世界遺産基金」に寄付され、世界遺産の保護や保全などに活かされています。
世界遺産検定のメリット
世界遺産検定のWEBサイトに記載されているメリットは下記の通りです。
世界遺産検定で学ぶことにより、一人ひとりが生きていく上で拠り所となる豊かな知識を身に付けることができます。そうした世界遺産の知識は、旅行の時だけでなく、進学や就職、仕事など、人生のさまざまな場面で役に立ちます。
その他、実利として、大学受験で230を超える大学のAO・推薦入試において世界遺産検定が評価されていたり、旅行業界への就職でアピールすることができます。
世界遺産検定のしくみ
4級〜1級、その上位としてマイスターがあります。4級〜2級は年4回検定があり、1級とマイスターの検定は年に2回です。
2級までは下位の級に認定されなくても受験できますが、1級以上は下位の検定(1級の場合は2級、マイスターの場合は1級)に認定される必要があります。
また、4級と3級、3級と2級は併願が可能です。
認定率は4級で90%前後、3級で75%前後、2級が50%前後、1級になると20%程度に低下します。
マイスターの認定率は50%前後ですが、そもそもの受験者数が少ないので、過去1年間で認定された人数はわずか38名です。
更に詳しく世界遺産検定について知りたい方はオフィシャルWEBサイトをご覧ください。
今回の受験に関して
私は初回ということもありましたので、無難に4級のみを受験しました。この検定は実に様々な人が受験しており、下は小学生高学年と思しき子から上は70代位の方までいらっしゃいました。
男女比は半々くらいですが、大学生くらいの年齢の受験者が一番多かったと思います。
試験そのものは合格率が90%程度と高いことからも察せられる通り、旅行や歴史好きの方なら全く勉強しなくても合格できるくらいのレベルでした。一応私は、公式テキストで勉強はしましたが。
まとめ
世界遺産に選ばれるようなスポットは、見るだけでも十分楽しむことができますが、世界遺産検定をきっかけに、歴史的な背景や世界遺産に選ばれた経緯などを知ることができ、更に深く世界遺産を理解できようになりました。