週末トラベラーの忘備録

海外旅行のTipsや海外SIMカード、マイルのことなどお役に立つ情報をお届けします。2017年SFC、2018年JGC取得済。

香港SIMカード事情 〜 2017年10月香港出張2

以前もご紹介したツーリスト向けSIMカードの決定版 「Discover Hong Kong Tourist SIM」を今回の香港出張でも使用しました。

香港はSIMカードが豊富で「Discover Hong Kong Tourist SIM」以外の選択肢もありますので、ここで香港のSIMカード事情についてまとめてみます。

Discover Hong Kong Tourist SIM

香港SIMカードの種類

ツーリストの多い香港ですので、「Discover Hong Kong Tourist SIM」の他にも、各社ツーリスト向けのプリペイドプランを提供しており、選択肢は豊富です。

香港の主なキャリアは下記のとおりです。

csl.

大手キャリアのCSLと PCCW Mobileが合併してできた香港最大のキャリアです。空港にもある「1010」という携帯ショップもcsl.のショップです。

「Discover Hong Kong Tourist SIM」もcsl.が提供しています。その他、 「Local Prepaid SIM」と「All-in-one Prepaid SIM」を提供していますが、滞在期間8日以内の旅行者が使うのであれば、「Discover Hong Kong Tourist SIM」の一択です。

その他のPrepaid SIMはSIMカードの購入に加え、月額手数料、データプランの購入が必要な上に、解約しない限り毎月更新されてしまいますので、長期滞在者向けです。

「Discover Hong Kong Tourist SIM」は5日間で1.5GBまで通信できHK$88のプランか、8日間 5GBまでの通信でHK$118のプランから選択できます。

「Discover Hong Kong Tourist SIM」のさらに詳しい情報は公式WEBサイトをご参照ください。

また、2017年7月に私が実際に使った感想をまとめていますので、ぜひご覧ください。

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China Mobile Hong Kong (CMHK)

中国最大のキャリアChina Mobileの香港法人です。漢字では中国移動通信です。

私も2年ほど前に一度利用したことがあります。

China Mobile HKはツーリスト向けとして「4G/3G Individual Traveler Prepaid SIM Card」を提供しています。5日間利用でき、1.5GBまでのデータ通信が可能で価格はHKD$68です。 詳細は、China Moble HKの公式WEBサイトを御覧ください。

音声通話やFree Wifiを利用したい場合は、先述の「Discover Hong Kong Tourist SIM」の方が利便性が高いと思いますが、5日以内の滞在でデータ通信が中心の場合、値段の安いこのSIMカードも選択肢に入ってくると思います。

China Mobileのショップは空港はもちろん、香港の至る所にあります。ただ、中国人でいつも非常に混んでいるのが難点でしょうか。

Three (3, by Hutchison Whampoa)

私が初めて「Discover Hong Kong Tourist SIM」を使用した時、このSIMカードはThreeから提供されていました。

現在Threeは「Visitor Prepaid SIM」を提供していますが、価格がHK$128と高い上に、3日間使い放題か、1MBあたりHK$2の従量制(1日の最大課金はHK$28)のプランしかなく、csl.やChina Mobileと比較するとあえて選ぶ理由は無いように思えます。

SmarTone

今回紹介する中で唯一使ったことがないキャリアです。SmarToneはHK$48の「Broadband & Voice Stored-Value SIM -Low Data Users' Pick」 とHK$98の「$98 Broadband & Voice Stored-Value SIM -Hong Kong & Macau 4G Data」の2つのプランを提供しています。金額以外の違いはHK$98のものはマカオでも香港と同じ条件で使用できることです。

データ通信に関しては、いずれのプランも容量ではなく時間課金が基本になります。1時間HK$8、HK$24で1日使用できます。SIMカードの金額がそのまま残額となっていますが、電話とSMSも従量制ですのでデータを多く使う場合は、HK$48のカードですと、2日目の途中で残額不足となる可能性が高いです(もちろんチャージは可能です)。

その他、3日間/7日間のパックやデータ通信の容量に応じたパックなどがあり、プランはかなり複雑です。詳細は公式WEBサイトでご確認ください。

現地の同僚の話ですと、通信速度が早くマニアックな人に人気があるということでしたが、旅行者にはややハードルが高い印象です。

日本で購入できるSIMカード

香港で使えるSIMカードは日本でもかなりの種類を購入可能です。大部分がChina MobileとChina Unicom(中国聯通)のSIMカードです。

China Unicomは中国本土ではChina Mobileにつづく2番手のキャリアですが、香港ではThreeの回線を使用し、MVNOとしてサービスを提供しています。そのためか、香港のみで使用できるSIMカードよりも、中国本土と香港の双方で使用できるSIMカードが中心です。

日本のAmazonで買えるSIMカードのうち、China Mobileの4日間使えるSIMカードは650円と驚異的な安さです。80分の香港内での通話が付いていて、データ通信も4Gで1日1GBまで使用可能です。China Mobile HKのWEBサイトにはないプランですが、古いプランなんでしょうか?Amazonでは若干使えなかったというレビューはありますが、総じて高評価です。

この価格で日本であらかじめ購入できるメリットは大きいと思います。アクティベーションを自分でする必要があることと、もし使えなかった場合は自己責任になるというデメリットはありますが、私も次回使ってみたいと思います。

China Mobile 4G・3Gデータ通信無制限 香港4日プリペイドSIM

China Mobile 4G・3Gデータ通信無制限 香港4日プリペイドSIM

 

※こちらのSIMカードの香港での使用に関して記事をまとめましたので、よろしければ御覧ください。

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香港国際空港での購入

香港国際空港でも多くの店でSIMカードを取り扱っています。キャリアのショップに加え、一般の携帯ショップ、セブンイレブンでも購入可能です。

セブンイレブンでは基本的にセッティングはしてもらえませんので、セッティングをしてもらいたい場合は、キャリアのショップか携帯ショップを利用してください。

以下に香港国際空港到着ロビーにあるショップをまとめます。 

HK-International-Airport-MAP

イミグレーションの手前の制限エリアには2つショップがあります。

地図の11番のセブンイレブンと6番のNobletime AV & Telecomです。いずれのショップも複数のSIMカードを販売しています。私は最近はいつもNobletime AV & Telecomで「Discover Hong Kong Tourist SIM」を購入しています。

f:Nobletime AV & Telecom

イミグレーションを抜けるとcsl.のショップである1010(53番)とChina Mobileのショップ(43番)そしてセブンイレブン(47番)があります。この1010はcsl.のオフィシャルショップでありがながら「Discover Hong Kong Tourist SIM」のHK$88のSIMカードを扱っていないので、$88のものを購入する場合は、Nobletime AV & Telecomで購入してください。

その他、未確認ですが両替で有名なTravelex(地図では18,19)でもChina MobileのSIMカードが買えるという情報があります。

マカオや中国本土でも使用する場合

香港のみならず、マカオや中国本土でも利用する場合は注意が必要です。 「Discover Hong Kong Tourist SIM」でもローミングで使用することはできますが、香港以外での利用料がかなり高いです。

香港とマカオ、もしくは中国本土での使用をプランとして提供しているSIMカードを購入することがベターだと思います。

これらのカードはもちろん香港国際空港で購入することは可能ですが、日本のAmazonでも多数取り扱われていますので、あらかじめ購入しておくことも可能です。

香港・マカオ

香港・マカオ共通で使用する場合は、音声通話はできませんが、タイのAISが提供しているアジア14カ国で使用できる「SIM 2Fly」がおすすめです。詳細は以前使用した際に記事にまとめていますので、そちらをご参照ください。

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香港・中国

香港・中国で利用する場合は、China MobileかChina Unicomのものが選択肢としてあります。

China Mobileを中国で使う場合、TD-LTE(Band39, 40, 41)というChina Mobileの通信方式・周波数が特殊なため、SIMフリーのスマートフォンでも使えないものがあるので注意が必要です。

一方China Unicomは一般的な通信方式・周波数を使っています。速度面ではChina Mobileに劣ると言われていますが、安心して使いたいならChina Unicomを選んでおけば大丈夫です。

China MobileもChina Unicomも中国本土ではローミングでの使用になりますので、悪名高き中国のネット規制を回避することができます。

私は中国だけに出張に行くときもGoogleやFacebookなどのサービスを使用するために香港のSIMをローミングで使用しています。

いつも中国で利用しているものは、China Unicomの7日間2GBまで使えるデータ通信専用SIMです。 

まとめ

香港で安く快適に通信をするには、日本のSIMカードでの海外ローミングやモバイルWifiよりも現地SIMカードを使用することをおすすめします。

香港はSIMフリー天国と言われるくらいSIMカードの種類が豊富です。

種類が豊富な反面、SIMカードの種類やプランが多く複雑です。その上、SIMカードやプランなどがすぐに変更になってしまいますので注意が必要です。

香港でのSIMカード選びにこの記事が少しでもお役に立てると幸いです。