週末トラベラーの忘備録

海外旅行のTipsや海外SIMカード、マイルのことなどお役に立つ情報をお届けします。2017年SFC、2018年JGC取得済。

群馬日帰り旅行〜世界遺産 富岡製糸場と永井食堂のもつ煮込み

9月16日(土)に群馬に日帰り旅行に行ってきました。旅の最大の目的は、世界遺産に登録されている富岡製糸場です。明治時代の外貨獲得に貢献した富岡製糸場の歴史だけではなく、日本の養蚕業についても知ることができ、思った以上に楽しむことができました。

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永井食堂のもつ煮込み

富岡製糸場からは少し離れていますが、ずっと行ってみたかったもつ煮込みで有名な永井食堂が最初の目的地です。混雑を想定して11時半前には到着したのですが、人ひとヒトで、駐車場もすでに大渋滞です。

待つこと約30分、念願のもつ煮込にありつきました。

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注文したのはもつ煮込み定食。このボリュームで590円です。ご飯は普通盛りが通常の大盛りくらいあります。もつ煮込みも小さく見えますが、ボリューム満点です。

肝心のお味ですが、味噌ベースに少し辛味のきいたスープが絶品です。もつ特有の臭みもなく、非常に柔らかく、個人的には100点満点!!

ぜひ、近くまで行かれた際にはお立ち寄りください。

参考までに富岡製糸場の近くでも持ち帰り専門店を営業しています。

富岡製糸場の概要

世界遺産には、富岡製糸場と絹産業遺跡群として登録されています。富岡製糸場以外の資産は少し離れているため、今回は富岡製糸場のみを訪問しました。

歴史

明治維新後、政府は外貨獲得のため、当時最大の輸出品であった生糸の品質改善・生産向上のため、洋式の繰糸器械を備えた官営の模範工場をつくることを決めました。
この模範工場の基本的な考え方は主に3つでした。

  1. 洋式の製糸技術を導入する
  2. 外国人を指導者とする
  3. 全国から工女を募集し、伝習を終えた工女は出身地へ戻り、器械製糸の指導者とする

これらの考え方をベースに雇い入れられたフランス人、ポール・ブリュナの指導のもと、西洋の技術を取り入れた官営模範器械製糸場(富岡製糸場)が設立されたのです。

アクセス 

車の場合は、上信越自動車道の富岡インターチェンジから10分ほどです。駐車場は市営の無料駐車場が幾つかあります。混雑すると聞いていたのですが、私が行った時にはスムーズに駐車することができました。私が停めた駐車場から富岡製糸場は少し離れていて、歩いて15分程かかりました。

電車の場合は、JR高崎駅から上信電鉄へ乗り換え、上信電鉄上州富岡駅から徒歩約15分です。

開場時間と見学料

開場時間は9時〜17時(最終受付けは16時半)、休場日は12月29日〜31日です。

入場料は大人は1,000円、高校・大学生250円、小・中学生150円です。

その他、ボランディアのガイドさんのツアーに200円で参加することができます。45分位のツアーですが、富岡製糸場のことを詳しく知ることができますので、参加することをおすすめします。

富岡製糸場の見どころ

富岡製糸場は中に入れない施設も多く、外観見学が中心になります。主要な建物は、日本古来の木造の柱に西欧伝来のレンガを組み合わせた「木骨レンガ造」と呼ばれる建築様式で建てられています。また、創業当初はフランス人技術者を招いていましたので、フランス積みというレンガの組み方になっています。

所要時間は2時間弱くらいでしょうか。

東置繭場(国宝)

繭を貯蔵していた建物です。2階に乾燥させた繭を貯蔵し、1階は事務所・作業場として使われていました。長さ104mの巨大な繭倉庫です。f:id:locanda:20170924225114j:plain

この建物は中に入ることができます。

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西置繭場(国宝)

東置繭所と同様に2階は繭を貯蔵していた建物です。大きさ・構造は東置繭所とほぼ同じです。1階の北半分の東面は官営期に蒸気機関を動かすための石炭置き場として使われていました。現在は、保存修理工事が行われていますが、「保存修理工事見学施設」が期間限定で公開されています。

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繰糸所(国宝)

繭から糸を取る作業が行われていた建物です。長さ約140mの巨大な工場で、創設時には世界最大規模の器械製糸工場でした。

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この建物も中に入ることができます。小屋組みにトラス構造を用いることで建物の中央に柱のない大空間を作り出しています。

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機械はビニールで覆われ保護されています。

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ブリュナ館(重要文化財)

フランス人技術者 ポール・ブリュナが家族と暮らしていた住居です。コロニアル様式で建てられています。ブリュナが去った後は工女の寄宿舎や教育・娯楽の場として利用されました。

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寄宿舎

女工たちが住んでいた寄宿舎です。女工の労働時間は、操業開始時は一日平均7時間45分だったそうです。日曜日はお休みの上、3食まかない付きで、敷地内には診療所もあり、当時としては最先端の恵まれた職場環境だったそうです。

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富岡製糸場の感想

ガイドさんから聞いた話ですが、富岡製糸場は1987年まで現役で稼働していました。稼働停止後、当時のオーナーの片倉工業は市の管理に移行されるまでの18年間に渡り、年間数億という費用を掛けて建物と機械を守り続けてきたそうです。富岡製糸場が世界遺産に登録された影の功労者ではないでしょうか。

残念な点としては、土曜日の午後1時頃の訪問にもかかわらず、あまり混雑していませんでした。他の観光地との違いは、外国人がいないことです。周辺のお土産屋や飲食店も閑古鳥が鳴いており、ちょっと寂しい状況でした。

東京からも近く、見どころもたくさんありますので、もっと多くの人に来てもらえるように官民一体で頑張ってもらいたいものです。

 

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