シンガポール出国の手続きが変わっていました。香港のeチャンネルのような自動化ゲートを使用しました。
今回は出国手続きからチャンギ空港で利用したSTATS Premium Loungeの使用感と帰国便についてレポートします。
チェックイン時のトラブル
帰国日当日はスマホで写真を多く撮った影響で、バッテリーが残り少なく心もとなかったので、早めに空港に行きラウンジでゆっくり過ごすことにしました。
チャンギ空港に着いたのはフライトの約5時間前です。オンラインチェックインを済ませていたので、手荷物預けカウンターでチケットのみ受け取る手筈でしたが、そこでトラブルが発生しました。
プレミアムエコノミーで席を予約していたのですが、「機材変更ため座席は変わらないがエコノミーの席になった」とチェックイン時に言われました。
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事態が良く分からず、「プレミアムエコノミーの代金を払っているのだが、ダウングレードになった場合は返金はあるのか」と問い返すのが精一杯でした。
チェックインの手続きをしてくれた係員は「確認する」と言って5分ほど何処かに行き、戻ってきた時は恥ずかしそうに笑いながら、「便を間違っていました」とのこと。
早くチェックインしたため、1本前のANA便と勘違いしたようでした。係員が戻ってくるまでの間、返金になったとしてもラウンジは使えるのだろうか、等々最悪のケースを考えていましたが、勘違いで本当に良かったです。
ANAのウェブサイトでは、チャンギ空港のチェックインは3時間前からとなっていますので、早くチェックインする人はあまりいないのでしょうね。
シンガポール出国続き
今回チャンギ空港で初めて自動化ゲートを使用しました。ただ、完全に自動化されたわけではなく、試験段階なのではないかと思います。係員が自動化ゲートに行くか、従来の有人ゲートに行くかを人毎にいちいち指示していましたので。どちらのゲートに誘導するかの基準は分かりませんが、日本人はほぼ自動化ゲートに案内されていました。
通過の手続きは、パスポートのバーコードを読み取った後に、指紋のスキャンがあります。香港のeチャンネルとほぼ同様です(香港のeチャンネルはパスポートのバーコードではなく、別にパスポートの裏に貼られたバーコードの読み取りです)。
通過まではわずか1分ほどでしたので、自動化ゲートがデフォルトになると、随分楽になります。
STATS Premium Lounge
ANAのプレミアムエコノミークラスの搭乗券で利用できるのが、STATS Premium Loungeです。チャンギ空港は会員資格や搭乗券によって利用できるラウンジが異なります。
ANAのホームページによると、プラチナステータスでエコノミー利用時に使用できるクリスフライヤーゴールドラウンジにはシャワーがなく、STATS Premium Loungeの説明には、「シャワー、ビジネスサポート環境、新聞、飲食類などのサービス内容は、ラウンジにより異なります。」と書かれていましたので、シャワーがあるかどうか心配でしたが、第2ターミナルのSTATS Premium Loungeにはシャワーがありました。
受付でシャワーを使いたいと言うと、バスタオルをもらえます。シャワーブースはトイレにあり、全部で3つです。
シャワーブースは可もなく不可もなくという感じです。シャンプー・リンスは個室に固定式のものがありますが、ドライヤーは個室にはなく、手洗い場に1つだけあります。日本のANAラウンジのシャワー室と比べるとかなり見劣りしますが、深夜便の前にシャワーを浴びられるだけでも御の字です。
ラウンジはさほど込んでいなかったので、遠慮なく4時間ほどまったりと過ごしました。フリーWifiは快適ですが、食事とドリンク類は標準的な品揃えだと思います。
帰国便
帰国便はプレミアムエコノミーの座席です。ANAのプレミアムエコノミーは他社に比べると、エコノミーとの差があまりない気がします。個人的にはスパークリングワインが飲める点はポイントが高いですが!
行きにあまり眠れなかった反省を活かし、帰国便では朝食をスキップすることにより睡眠時間を確保しようと思いました。ビジネスと違って朝食時に寝ている場合に起こすかどうかを前もって聞かれなかったのですが、しっかりと起こされました。ゆっくり寝たい場合は、起こさないように前もってお願いしておく必要があるようです。
まとめ
- ANAのウェブサイトにはチャンギ空港のチェックインは3時間前からと案内されているが、5時間前でも可能だった(いつでも可能かどうかは分かりません)。
- 出国手続きは一部自動化ゲートが導入されている。
- ANAのプレミアムエコノミーで利用できるSTATS Premium Loungeはシャワー完備
- 睡眠を優先したい時は、あらかじめ食事のサーブ時に起こさないよう依頼する必要がある。
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