今回はシンガポールを代表するもう一つの植物園 ガーデンズ・バイ・ザ・ベイについて紹介します。
植物をテーマにした近未来型のテーマパークというのが私の感想です。他には類を見ないシンガポールの必見スポットです。
アクセス
マリーナ・ベイ・サンズ・ホテルから徒歩で行ける好立地です。MRTを利用する場合は、North South LineかCircle LineのMarina Bay駅が利用できます。
駅からは徒歩で約10分ほどです。
営業時間・入場料
営業時間は朝の5時〜深夜2時までです。シンガポール植物園もそうでしたが、早朝から深夜までの営業しています。
定かではないのですが、常夏の国シンガポールでは、暑い日中を避けて外出する人が多いのでは無いでしょうか。実際、ガーデン・バイ・ザ・ベイも夕方から込み始め、夜7時台が混雑のピークです。
入場料自体は無料です。幾つかの施設は有料ですが、詳細は後ほど触れます。また、ゲートからガーデン・バイ・ザ・ベイの中心部までシャトルバスが運行されていますが、こちらは2シンガポールドル(約160円)です。
概要
2012年にオープンした巨大な近未来型の植物園です。敷地は54ヘクタールと東京ドーム11.5個分です。シンガポール植物園よりはやや小さいものの、巨大であることには変わりありません。
敷地内では、テーマごとに幾つかの施設があり、世界中の植物や巨大なツリー、様々な庭園を見ることができます。
見どころ
ガーデン・バイ・ザ・ベイといえば、まずこのインパクトのある独特のツリーを想起される方も多いのではないでしょうか。正式名称はスーパーツリー・グローブ(Supertree Grove)といい、25m〜50mの高さがあり近くで見ると迫力があります。50mのツリーの最上部にはIndoChineというレストランがあります。
OCBCスカイウェイ (OCBC Skyway)
ガーデン・バイ・ザ・ベイのほぼ中心にスーパーツリー・グローブが12本密集していますが、こちらにOCBCスカイウェイがあります。高さ22mにある空中散歩道です。全長は128mあります。
OCBCスカイウェイは8シンガポールドル(約400円)の入場料が必要です。私は高いところが苦手なので、パスしましたが。
フラワー・ドーム (Flower Dome)
フラワー・ドームの入場料はクラウド・フォレストとセットで、28シンガポールドル(約2,250円)です。
ドーム内に入ってまず感じることは涼しい!!入るだけで生き返ります。ドーム内ではテクノロジーを駆使して、地中海やアフリカ、アメリカ大陸などの春を再現しています。
その他、世界中の花々を集めた大花壇「フラワー・フィールド」や独特の形をしたサボテンの数々、まさに植物のテーマパークといった趣です。
ドーム内を全て見て回るには約1時間ほど必要です。
クラウド・フォレスト(Cloud Forest)
2つあるドームの内、大きいドームがクラウド・フォレストです。こちらは入ると人工の山と巨大な滝が出迎えてくれます。クラウド・フォレストは東南アジアや熱帯アメリカ、アフリカ高知に広がる雲霧林をテーマにしており、ミスト噴射によって作られた雲がこの人工の山を取り巻いています。
またエレベーターで6階まで行くと、「ロスト・ワールド」と呼ばれる空間が広がっており、そこを抜けて「クラウド・ウオーク」と呼ばれる散策路を歩いて降りてゆくと、山の裏側に達します。
クラウド・フォレストも所要時間は1時間位です。
その他にも様々な庭園や施設、レストランがあり、無料エリアだけでも十分に楽しむことができます。全てじっくり見ると丸1日はかかると思います。
次回のシンガポール訪問時にはライトアップにより違った表情を見せる夜に訪問してみたいと思います。
まとめ
- アクセスはMRTのMarina Bayから徒歩約10分
- 開園時間は朝の5時〜夜中の2時
- 入場料は無料。フラワー・ドームとクラウド・フォレストはセットで28シンガポールドル。OCBCスカイウェイは8シンガポールドル。園内を移動するシャトルバスの利用は2シンガポールドル必要
- 園内は広く、フラワードムとクラウド・フォレストはそれぞれ1時間は必要。全て見ると丸1日コース
時間がある方はぜひ、シンガポール植物園にも行っていただき、2つの植物園のコンセプトの違いを楽しんでください。
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