今回のタイ出張では、true move HのSIMカードを使用しました。空港のtrueのショップでツーリスト用のSIMカードを提供していましたので、そちらを利用しました。
エリア、速度等をいつものようにレポートしたいと思います。
タイのSIMカードについて
タイの大手キャリアは、true move Hのほか、AISとditacがあります。AISが最大手で約50%のシェアを獲得しています。ditacが2番めにシェアが高く、true move Hは3番手という位置づけです。
trueだけではなく、他の2社もツーリスト用のSIMを販売しています。
SIMカードは、空港のほか、モールなどにある携帯キャリアショップ、さらにはコンビニでも購入できます。
スワンナプーム国際空港での購入
今回の出張は香港、タイと2カ国を訪問する予定でしたので、もともとは以前ご紹介したAISのSIM 2Flyを利用しようと思っていました。ところが、このSIMカードはローミング専用のようで、タイ国内では使えません。それで、現地でSIMカードを手配することにしました。
スワンナプーム国際空港の税関を出てすぐの1番出口付近にtrue move Hのショップがあります。trueは赤がコーポレートカラーでとても目立つので、すぐに見つけることができると思います。
購入した際には、多少混んでいましたが、ショップの店員が多く(5名くらい)、待たずに購入することができました。
他の大手2社もスワンナプーム国際空港で購入することができるそうです。
購入手続きとプラン
購入するにはプランを決めてパスポートを提示する必要がありますが、特に書類にサインをする必要もなく、購入手続きには時間はかかりません。
プランは複数ありましたが、8日間有効で299バーツ(日本円で1,000円弱)のプランを選びました。もちろん4G対応で、パッケージにはデータ通信容量は2.5GBと書かれていますが、無料で電話できる回数を抑えてデータ通信容量を4GBの増やしたプランも選べます。私は4GBのプランにしました。
セットアップはお店のスタッフの方が全てやってくれます。トータル5分弱で購入完了です。
ture move H使用感
trueはシェアでは3番手ではありますが、タイでは4Gサービスを一番最初に提供したキャリアだそうですので、4Gのエリアはかなり広いです。バンコクでは体感4Gカバー率は90%くらいのイメージです。
速度は2回計測しましたが、30.24Mbpsと43.76Mbpsと快適です。
trueのツーリストSIMにはフリーwifiの使い放題プランが付いています。普段はSIMにフリーwifiのプランが付いていてもwifiは使わないのですが、空港でtrueを使ったのが、原因か無意識でwifiにアクセスしたのかわからないのですが、フリーwifiを提供しているエリアに入ると、勝手にwifiに接続していました。
これが非常に使い勝手が良いです。モールなど人の多いところでは必ずフリーwifiが提供されていて、速度も一度計測しましたが、124.81Mbpsと爆速でした。これだけフリーwifiのカバレッジが広く、速度も早ければ、SIMカードのデータ容量は最低限で良いかもしれません。
まとめ
- スワンナプーム国際空港では到着ロビー(非制限エリア)で簡単にSIMカードを購入することができる。
- 大手キャリアは全てツーリスト向けのSIMカードを発行しているので、短期の旅行者はツーリスト向けのSIMがおすすめ。
- バンコクでは4Gのエリアが広く、ストレスを感じることはほとんどない。
- true mobie Hに付属するFree wifiはかなり使い勝手が良い。