私は海外旅行の時には原則、現地SIMを使うようにしています。
事前に調べた情報によると、インドネシアの大手キャリアはTELECOMSEL、IM3 Ooredoo (Indosat Oooredoo)、3 (Tri)そしてXL Axiataです。
今回はTELECOMSIMを使いましたので、購入手順から、使用感までをレポートしたいと思います。
ちなみに私がいつも現地SIMについて調べる時に使っているサイトは下記です。
英語ですが、非常に詳しくまとめられており、英語が苦手な方でも、キャリア名や費用感は理解していただけると思います。
prepaid-data-sim-card.wikia.com
スカルノ・ハッタ空港で
WEB上で検索すると、以前はKing Cellular shopというお店が荷物受取場にあったようですが、工事中か閉鎖で私が行った時には見つけることができませんでした。
税関通過後はタクシーを予約しタクシー乗り場まで係の人に連れて行ってもらったため、空港内の探索ができず、空港でSIMカードをゲットすることはできませんでした。
SIMカード購入とアクティベーション
ホテル(Hotel Mulia Senayan)到着後、SIMカードを購入できる場所を確認したところ、なんとホテル内で売っているということで、ホテルのサービスカウンターで購入しました。
購入したSIMカードはTELECOMSELのsimPATIです。

価格はカード代55,000ルピアに加え、1ヶ月間有効の2GB140,000ルピアのプランを選び、合計で195,000ルピア(日本円で1,700円位)でした。
カードはiPhone用のnaoSIMは非対応。ホテルのスタッフの人がSIMカッターで切ってくれます。
ホテルの携帯電話にSIMカードを差しカード自体をアクティブにした後に、私のiPhoneに差替え、プランの選択をしていきます。一緒に画面を見ていたのですが、全てインドネシア語で、初期設定の難しさは半端ありません。インドネシア語ができない場合、全てお店の方のお任せするしか方法はありません。
その意味でも、SIMカードは信頼のおけるお店で購入されることをおすすめします。
TELECOMSEL使用感
SIMカード自体は4G対応でしたが、私の行動した範囲だと、ジャカルタ市内の3分の1くらいで4Gを掴むことができませんでした。
4Gのエリアでは通信速度は非常に早く、ショッピングモールのグランド・ジャカルタでは34.37Mbps、スカルノハッタ空港で46.94Mbpsの速度がでていました。

3Gエリアでは測っていないのですが、テキスト中心のWEBブラウジングでしたら、ストレス無し、画像の多いサイトの閲覧やGoogle Mapsの使用にはややもたつく、という感じでした。
全体的な評価としては、エリア・スピードに関しては問題なく使用できるレベルだと思います。価格は短期滞在ではやや高めですが、30日間使えることを考えると長期滞在の場合はリーズナブルだと思います。
まとめ
- TELECOMSELのアクティベーションは難易度が高いので、お店のスタッフに依頼する必要がある。そのため、信頼のおける店で買ったほうが良い。
- ジャカルタ市内の3分の2くらいで4Gで通信が可能。
- 4Gのエリアでは環境が良いと45Mbps以上のスピードで通信可能。